おなじみの讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」では、うどんではなく白ごはん(140円)を注文すると、お好みの天ぷらをのせてオリジナルの天丼を作ることができます。かつては丸亀製麺での裏技として知られていましたが、近年ではすっかり定番の楽しみ方のひとつとなりました。

そんな丸亀製麺の丼物ですが、一部の店舗限定で天丼以外のメニューも用意されていることをご存知でしょうか。

写真下の「親子丼」も店舗限定のメニューなのですが、今回紹介したいのは「焼きたて牛丼」。こちらは肉うどんが「焼きたて肉うどん」にリニューアルされた今年4月以降、一部の店舗限定で販売しているメニューのよう。なのでレア度は親子丼よりもさらに上ですね。

オーダーすると焼きたて肉うどんと同様に1食分ずつ丁寧に調理。実際には焼くといっても「すき焼き」に近い調理法で、生の牛肉とたまねぎをタレで煮込むように焼き上げてくれます。手がかかってますねえ。

で、完成した「焼きたて牛丼(並盛・590円)」の姿がこちら。

パッと見た感じはたまねぎが多めのいわゆる“ねぎだく”のようですが、もちろん牛肉もたっぷりと入っています。

ただしご飯は並盛だとだいぶ少なめ。これは牛丼単品でオーダーされるよりも、うどんとセットでオーダーされることを想定しているからなのでしょう。牛丼単品でお腹を満たしたいなら大盛(690円)でオーダーするべきですね。

肝心の味ですが、注文が入ってからその場でサッと焼いてくれるので完璧に火が入り切らず、牛肉の柔らかさが際立っています。ほんのりピンク色の部分が残っていたりするほどです。

なのに甘じょっぱいタレには牛肉の旨味やたまねぎの甘味がしっかりしみ出ていて、味の濃密さがとんでもないことに! これは並盛のごはんなんて一瞬でなくなってしまう味ですね。ごはん泥棒というか、ごはん強盗とでもいうべき味ですし、牛丼というよりすきやき丼という方が近い味。とにかくめちゃくちゃ贅沢なおいしさです。

だいぶ濃厚で甘口に感じるので、僕は卓上の「香七味」を振りかけてみましたがこれは大正解。さわやかな香りがプラスされたうえ、七味の辛さで味が引き締まり、食べす速度がさらに加速してしまいました。

温泉たまご(80円)をトッピングしてすき焼き風に寄せてもいいでしょうし、薬味の青ねぎやおろししょうがを混ぜるのもアリ。天丼と同じく自由にカスタマイズできるのも魅力のひとつかもしれません。

吉野家、松屋などの牛丼チェーンと比べると価格は割高感こそありますが、きっとその分贅沢な味わいを楽しめるのではないでしょうか。「焼きたて牛丼」の販売の有無は電話などで店舗に直接確認、もしくは公式ホームページから事前に問い合わせておくと確実です。

(執筆者: ノジーマ)