「コレ押さえときゃ間違いない!!」的ブランドと、そのアイコニックなモデルをフィーチャー。生まれては姿を消していく商品が多いなかで、世代を超えて愛され続ける逸品。高級時計の象徴・ロレックスを紹介。

※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

多くの著名人も #デイトナマラソン に熱中!! 空前のロレックスブーム到来

ロレックスほど価値を落としにくい腕時計はほかにない。二次流通ではむしろ購入時よりも高く売れることもある。まさに資産としても優秀なロレックスの最新事情を追う。

 

ロレックスの価値上昇は一時的ではなく継続的

“#デイトナマラソン”がトレンドワードとなり、著名人が“デイトナマラソン”中であることを公言するなど、ロレックスが社会現象となっている。その現状についてロレックスのヴィンテージ(中古)市場に精通するBEST VINTAGEの田野副店長に尋ねた。

「これまでに経験のない盛況ぶりです。当店でも人気モデルが飛ぶように売れており、この2〜3年はほとんど在庫をストックしないで売りに出す状態が続いています。いわゆるデイトナマラソン(一日のうちに複数のロレックス正規販売店を巡り、デイトナを探し求める行動)の経由地として、ご来店される方も増えています」

ここまで好調な理由を田野さんは次のように分析してくれた。

「堅実なロレックスは以前から安定した投資対象として見られていましたが、これまで興味を示されなかった方にも“資産”として認知される傾向にあります。しかも全世界的なブームなのです」

過去12年の相場だけ見ても、市場価値は目を見張る上昇である。

「ロレックスは使いながら資産的価値の具合を楽しめる唯一無二の腕時計です。残念なのが需要と供給がアンバランスなこと。そこで当店は体制をさらに強化するため、3月4日にグランフロント大阪に支店を出します。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください」

 

2010年からの主要モデル相場

スポーツロレックスの新作が豊作だった2010年を基点に、ユーズド品(2010年製造のG品番)の相場をグラフ化してみた。驚くことに、この12年間で倍以上跳ね上がっており、デイトナに至っては4倍以上を推移。しかもまだ上昇する可能性がある。

 

コスモグラフ デイトナ

↑世界一有名なクロノグラフのRef.116520(黒)は2016年に生産終了。そのため2017年あたりから相場が急伸した

 

サブマリーナー デイト

↑上に掲載したサブの日付表示付きにあたるRef.116610LN。根強い人気で相場は常にアップし続けている

 

GMTマスター

↑3つの時間帯を表示できるRef.116710LNは2019年に生産終了。サブと同等の人気で相場の上昇が顕著だ

 

エクスプローラー

↑スポーツロレックスでもっともシンプルなRef.214270。2021年に生産終了したため、相場が一気に上昇している

 

最新ロレックスの買取額は?

希少かつ人気のロレックスとなると、買ったその日からプレミアム価格で売れる可能性もある。とりわけ最新のデイトナとなると、買取額が凄まじい。“デイトナマラソン”に熱中するのも頷ける。

 

“デイトナマラソン”してもほとんど買えない幻の逸品!!

コスモグラフ デイトナ

Ref.116500LN(白)

買取額 〜570万円

2016年に登場した現行デイトナの正規店価格は160万9300円。ただし極めて入荷が少なく正規店で買うのは至難の業だ。その爆発的な人気が理由で、ユーズド店では驚異的な買取額に!!

 

発売開始の直後からプレミアムな買取相場を形成

エクスプローラー

Ref.124270

買取額 〜120万円

昨年登場の新エクスプローラーは日本人好みの36mm径ケースで人気も上々。正規店価格は79万3100円だが、こちらも希少なため正規店での購入が難しい。ユーズド市場に出回り始めた。

 

12年前に発売の“グリーンサブ”は最高300万円

サブマリーナー デイト

Ref.116610LV

12年前の正規店価格 77万7000円

買取額 〜300万円

2010年の発表当時、「サブのグリーン文字盤はいかがなものか」といった声があったものの、ブラック文字盤よりもレアで、ロレックスのブランドカラーが緑であることなどから人気が高まり、相場が上昇。同時に買取額も大幅にアップし、プレミアムモデルに発展した。すでに生産を終えており、さらなる価値上昇もあり得る。

 

取材協力店

BEST VINTAGE

Tel 03-3341-4481
住所:東京都新宿区新宿3-17-12 ISHIDA新宿 B1F
営業時間:12:00〜20:00(土日祝 11:00〜20:00)
定休日:不定休
●新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、休業日や営業時間の変更を行っている可能性があります

※相場や買取額はすべて2月上旬の取材時のもの。あくまで一例であり、相場や買取額は時計の年式やコンディションなどによって異なる