Excelで合計値やキーの状態をパッと確認する! 時短&便利なステータスバーの活用法
「ちょっとここの合計を見たい。
でも、その合計を表に追加する必要はない。」
多くの場合、
「じゃあ、この空いているセルにSUM関数を入れて、
合計を見たいセルを指定して、
合計を見たらこのセルは消して……」
こんな作業をしているのではないだろうか?
実は、こんな手間は要らない。
合計を出したいセルを選択し、ステータスバーに視線を移す。
これだけでOKだ。
ステータスバーには、そのセルの合計が表示されている。
また、「Caps Lock」キーや「Num Lock」キーがオンかオフかといった状態も、ステータスバーで確認することができる。
今回は、知っておくと時短できる便利な方法を併せて紹介しよう。
●選択したセルの計算結果を見る
Excelではセルを複数選択すると、ステータスバーにその平均値やデータの個数、合計値が表示されるようになっている。
ここでは「Ctrl」キーを使って、「H3」と「H5」のセルを選択した。
連続しているセルなら、ドラッグして選択してもいい。
すると、ステータスバーに計算結果が表示される。

なお、ステータスバーの計算結果は、クリックすればクリップボードにコピーできる。必要があれば[ホーム]タブの[貼り付け]や「Ctrl」+「V」キーで、好きなセルに貼り付けよう。

●最大値や最小値も確認できる
デフォルトで表示されるのは、「平均値」「データの個数」「合計値」だ。
ステータスバーにはほかに、「数値の個数」「最大値」「最小値」の値も表示することができる。
ステータスバーを右クリックすると、メニューが表示される。そこから、表示したい計算式をクリックしてチェックを付ければOKだ。
なお、ここでは「H3」と「H5」のセルを選択したままメニューを出したので、メニューにその値が表示されている。つまり、ここで値を確認することも可能だ。
ただ、頻繁に計算結果を確認したい場合は、ステータスバーに表示しておくとよいだろう。
メニューを閉じるときは、メニュー以外の場所をクリックしよう。

●「Caps Lock」キーや「Num Lock」キーの状態を確認する
前出のメニューを見ても分かる通り、ステータスバーで確認できるものはたくさんある。
入力中に便利なのは、[CapsLock]や[NumLock]だ。
メニューにはキーの状態も示されている。
[CapsLock]が[オン]なら英字が大文字で入力できる状態、
[NumLock]が[オン]なら、テンキーから数字が入力できる状態だ。
ここでは[CapsLock]は[オフ]、[NumLock]は[オン]の状態になっている。
メニューで[CapsLock]や[NumLock]をクリックしてチェックを付け、ステータスバーで確認できるようにしよう。

すると、ステータスバーには[オン]の状態の[NumLock]の文字だけが表示される。
つまり「「Num Lock」キーはオンなのでステータスバーに表示します。
「Caps Lock」キーはオフなので表示しません」というメッセージだ。
それでは「Shift」+「Caps Lock」キーを押して、[CapsLock]をオンの状態に変えてみよう。

ステータスバーに、[CapsLock]が表示された。

同様に、「Num Lock」キーを押してオフの状態にすると、ステータスバーから[NumLock]の文字が消える。
このように、2つのキーがどのような状態にあるのかが、ステータスバーで確認できる。
Excel作業中はどうしてもセルに集中しがちだが、役立つ情報を表示してくれるステータスバーにも、ときには目を留めてみよう。
執筆 中野久美子
