日本には刺身など世界でも珍しい食文化があり、「卵かけごはん」もその1つと言えるだろう。海外の多くの国と地域では、「卵は生では食べられない」というのが常識になっているが、日本ではなぜ卵を生で食べられるのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本には刺身など世界でも珍しい食文化があり、「卵かけごはん」もその1つと言えるだろう。海外の多くの国と地域では、「卵は生では食べられない」というのが常識になっているが、日本ではなぜ卵を生で食べられるのだろうか。中国メディアの新浪は8日、「日本は卵を生で食べられるのに、中国ではできない理由」を分析した記事を掲載した。

 記事はまず、中国で卵の生食が流行っていない理由には2つあると分析している。1つ目は中国人はナマモノ全般を「好まない」ため、もう1つは「卵には細菌がいるので、高温で殺菌しないと食べられない」というのが一般的な認識だからと伝えた。そのため、卵は完全に火を通してから口にすべき食材とされており、生どころか半熟にもならないように気を付けていると論じた。

 では日本人は「細菌」のことが気にならないのだろうか。記事は日本人について、「どの卵も生で食べるわけではない」と説明している。飼育環境や飼料にこだわり、選び抜いて殺菌した卵を生食にしていると紹介した。日本では鶏に与える飼料の安全性や品質の基準が法律で決められており、採卵後も洗浄・殺菌処理を施してからパック詰めされるので安心だ。消費者は、賞味期限内であれば安心して卵を生で食べることができる。

 そのため記事は、同じニワトリの卵でも「日本人が生で食べている卵と、中国人が普段食べている卵はかなり違う」と結論付けている。生卵のおいしさは、食べてみなければ分からないものだ。生食の習慣のない海外の人にも、美味しくて安全な日本の卵の良さをぜひ知って欲しいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)