「Git」はLinuxカーネルのソースコードを管理するために生み出された分散型バージョン管理システムで、2021年時点ではLinux以外の分野でも幅広く利用されています。そんなGitの開発履歴について、エンジニアのジェフ・パルマーさんが分かりやすくインタラクティブなグラフ「Git: An Interactive History」にまとめて公開しています。

Git: An Interactive History

https://git-history.jpalmer.dev/

Git: An Interactive Development History | jpalmer.dev

https://jpalmer.dev/2021/05/interactive-git-history/

ウェブサイトにアクセスすると、適切に表示するには「1024x1024」以上の解像度が必要だと表示されます。「proceed if you'd like」をクリック。



ウェブサイトは右に時系列グラフ、左に詳細データという構成。アクセスした時点では「2005年4月」が選択された状態になっており、左で2005年4月のデータを確認できます。



データを細かく見ていくと、2005年4月は合計279個の変更が行われ、マージは2回で参加した開発者は20人。1カ月間に1万1526行のコードが書かれ、4239行が削除されています。画面下部に記載されている変更を行った開発者のリストによると、最も変更を行ったのはGitの開発者であるリーナス・トーバルズとなっており、次点は現在もGitのコアメンテナである濱野純さんとのこと。



最下段は選択した月までの累計データとなっています。記録のスタート地点である2005年4月を選択しているため、この時点では上の表示と同じです。また、パルマーさんがGitのデータを保存した2021年1月時点までの合計数が小さい文字で表示されています。



右側の時系列グラフでは、どの開発者がどれくらい変更を行ったのかについて一目で分かるようになっています。大きい塊にカーソルを合わせてみると、それが誰で合計何回の変更を行ったのかについて表示されました。



時系列グラフの右端にはGitの出来事が表示されています。例えば2005年4月8日にGitの開発がGitで管理されるようになったとのこと。



時系列グラフをクリックすると、その月のデータが確認できます。変更数が多そうな2007年1月をクリックしてみると、1カ月の間で634回の変更があり、2万行以上もコードが追加されたと表示されました。



なお、このインタラクティブグラフをどのように開発したのかについて、作者のパルマーさんが自身のブログで解説を行っています。