iOS|iPadOS 14.5.1配信開始。アプリ追跡透明性バグや重要な脆弱性を修正
アップルは4日、iOS 14.5.1およびiPadOS 14.5.1を配信開始しました。macOS Big Sur11.3.1やwatchOS 7.4.1も配信が始まっています。
届いていれば通知から、あるいは「設定-一般 - ソフトウェア・アップデート」から確認して手動でアップデートできます。
前回のiOS 14.5は「マスクしたままFace ID対応iPhoneをロック解除可能」やアプリトラッキング透明性(アプリが異なるWebやアプリをまたいでユーザーを追跡する場合、ユーザーの許可を得るプロンプトの表示が義務づけられる)、Siriの改良など、数々の重要な新要素が含まれていました。これほど大規模なものであれば、アップルがまもなくバグ修正をして微調整することも不思議ではありません。
アップルによると、今回の更新は一部のユーザでアプリトラッキング透明性のプロンプトが表示されなくなったバグを修正しているとのことです。
なお数日前に一部ユーザーから「App からのトラッキング要求を許可」設定がグレーアウトされて変更できなくなっているとの報告がありましたが、米9to5Macは修正されていないとコメントしています。
iOS 14.5.1には重要なセキュリティアップデートも含まれています。公式セキュリティ文書によると悪意をもって作られたWebコンテンツを利用して悪用される可能性のあるWebKitのメモリ破壊問題と整数オーバーフローに対処しています。アップルはこれら脆弱性が悪用された可能性があると認識しているため、速やかにアップグレードすることをお勧めします。
また同時に配信されたmacOS Big Sur11.3.1やwatchOS 7.4.1にも同様のセキュリティアップデートが含まれており、特に新機能の追加はありません。
iOS 14.5.1の公式リリースノートは次の通りです。
このアップデートを適用すると、一部のユーザが以前に“設定”で“Appからのトラッキング要求を許可”を無効にしていた場合に、その設定を有効に戻してもAppからの要求が表示されないことがあるという、Appのトラッキングの透明性に関する問題が修正されます。このアップデートには重要なセキュリティアップデートも含まれており、すべてのユーザに推奨されます。
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/kb/HT201222
