品薄になったスーパーの棚(13日、上越市で)

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 大雪に見舞われた新潟県内では13日、前日夜からの雨の影響で雪が解けて路面状態が悪化し、車のタイヤが雪にはまって空回りするスタックが続出した。

 除雪作業も難航し、物流が滞ってスーパーなどでは商品が品薄となった。

 上越市のスーパーでは、肉類や袋麺などの棚が品薄になり、店員が「大雪の影響で、本日は商品の入荷が見込めません」などとアナウンスしていた。

 「ひらせいホームセンター」(新潟市西区)の上越市内の店舗でも商品の入荷が滞っているという。大雪のため、物流業者に運搬を請け負ってもらいにくい状況といい、担当者は「影響はかなり大きい。14日は新潟市から社員が商品を運んで対応したい」と話した。

 糸魚川市の幹線道路である国道8号は、除雪作業のため12日から13日未明にかけて複数箇所で断続的に通行止めとなった。

 同市の自営業の男性(71)は12日午前4時半頃、仕事のため自宅から国道8号を使って車で上越市に向かったが、15キロほど進んだところで、前に進めなくなった。再び車が動き出したのは午前10時半頃。帰路でも立ち往生に巻き込まれ、40キロ程度の道のりに12時間を要し、自宅に戻ったのは13日午前4時半だったという。「とにかく疲れ果てた。立ち往生したトラックの運転手らと、飲み物やミカンなどを分け合いながら時間を過ごした」と話した。

 国道8号を管理する国土交通省高田河川国道事務所によると、当初は交互通行で除雪を進めていたが追いつかず、12日午後2時頃からは上下両車線を通行止めにして除雪作業を進めたという。

 県危機対策課によると、除雪作業中などの事故で今冬(13日正午現在)、13人が死亡し、230人が重軽傷を負っている。