画像提供:マイナビニュース

写真拡大

Stack Overflowは10月16日(米国時間)、「Coding Salaries in 2019: Updating the Stack Overflow Salary Calculator - Stack Overflow Blog」において、Stack Overflowを利用しているユーザーに関して居住地や業種と給料の関係を分析したデータを公開した。米国における給与が他の国の2倍前後と高い値を維持しており、依然として高い値を保っていることがわかった。

2018年に公開されたStack Overflowの同様のデータと比較した場合、次のような変化が見られる。

米国やカナダのプログラマーは昨年と比較して約5%ほど収入が増加

欧州、ロシア、ブラジル、インドの情報はそれほど良好ではなく、2019年の給与はほぼ安定

パリのプログラマーはフランスのほかの地域のプログラマーよりも約15%ほど収入が多い

データサイエンティストの給与は高いものの、同レベルの教育を受けた開発者と比較するとそれほど高いわけではない

学士およびそれ以上の学位を持っているプログラマーの給与は大きく増加

Stack Overflowは世界中のプログラマが活用しているため、公開されるデータはある程度現実を反映したものと考えられている。なお、Stack Overflowの公開した給与の中央値は生活しやすさを表すものではないことには注意が必要。家賃や物価などが国や地域ごとに大きく異なり、所得税や保険などの制度も国や地域ごとに差がある。