福岡県直方市に拠点を設置した研華=同社提供

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(台北中央社)産業用コンピューター大手、研華(アドバンテック)は14日、福岡県直方市の拠点の運用を開始したと発表した。同拠点は、生産とともに物流の機能も担う。同社は20カ国以上で事業を展開しており、「世界基準の技術をメイドインジャパンのきめ細やかな品質で提供する」としている。

今年2月、オムロン傘下にあったオムロン直方を買収し、「アドバンテックテクノロジーズ」を設立。敷地内に新たな拠点を開設した。

産業用電子機器の開発・製造受託サービスを手掛けてきたオムロン直方の品質を受け継ぎつつ、アドバンテックブランドの産業用コンピューターを顧客のニーズに合わせ製造していく方針。物流機能も併せ持つことで、日本の顧客のニーズや要望に迅速に対応できるようになるとしている。

(呉家豪/編集:楊千慧)