【前園真聖コラム】第237回「今回の見所は新ビッグスリーへの挑戦と大迫の穴」
まず、より激しくなった2列目の争いが楽しみです。これまで、中島翔哉、南野拓実、堂安律の3人は森保ジャパンの2列目としてしっかりと結果を出してきました。ですがここに香川真司、宇佐美貴史、乾貴士など、経験のある選手たちが加わったことで、決して中島たちのポジションが確保されているわけではないということが示されたと思います。
どんなことがあっても若手を使い続けて育てたほうがいいという意見もあるでしょう。ですがこれは勝負の世界。僕は厳しいポジション争いが待っていればいるほどチームは強くなっていくと思います。森保一監督はこれからも競争をチームに持ち込んでくると思います。
もう一つは、大迫勇也がいないときに台頭するFWは誰かということです。率直に言えば、今の日本人のFWで大迫の代役を務めることができる選手はいないでしょう。ですから、大迫不在のときに自分の良さを出し、日本の攻撃陣をリードできるFWが求められます。
今回は調子の良さから鈴木武蔵と鎌田大地が招集されました。ともに森保ジャパンには初招集です。ですがここで自分の特長を出さない限り、次に呼ばれることはありません。
この2つのチーム内での争いを僕は注目して見たいと思っています。
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1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。