左から立川祐路、高木虎之介、本山哲

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 11日、東京・新橋のヤクルトホールにて今シーズンのスーパーGTを締めくくる「SUPER GT AWARDS 2005」が開催された。会場にはマスコミ、チーム関係者の他に、一般招待された多数のファンが集まった。

 GTアソシエイション会長、高橋国光氏の開会宣言の後、各賞が表彰された。ルーキー・オブ・ザ・イヤーにはF1やインディカーを経験し、今年スーパーGT初参戦となった高木虎之介(ZENTセルモスープラ)が、特別賞にはサーキットの実況アナウンサーであるピエール北川氏と、ARTA応援団が選ばれたりと、終止和やかなムードの中での表彰式となった。

 表彰式の後はGTアソシエイション事務局長、加治次郎氏より2006年度シリーズについての説明が行われ、ル・マン24時間耐久レースを制したチーム郷によるマセラティMC12、由良卓也デザインによる「紫電(しでん)」や、往年のスーパーカーFORD GTの参戦など、来年への期待が高まるニュースが発表された。

 この日の最後を飾ったのは、現役スーパーGTドライバーによる「グランツーリスモ4」のゲーム大会。ゲームの中とは言え実際のレースを忠実に再現する形で、各サーキットを舞台に各々のチームのマシンを操り、ファンとチーム関係者の見守る中で、手加減無用の意地の張り合いが繰り広げられ、会場を多いに盛り上げた。


・ルーキー・オブ・ザ・イヤー:
高木虎之介(ZENTセルモスープラ)

・ベストパフォーマンス賞:
山野哲也(RECKLESS MR-S)

・特別賞:
ピエール北川、ARTA応援団

・チーム部門(GT500クラス)
NISMO(1位)、Team Honda Racing(2位)、TOYOTA TEAM TOM'S(3位)

・チーム部門(GT300クラス):
TEAM RECKLESS(1位)、M-TEC(2位)、AUTOBACS RACING TEAM AGURI(3位)

・ドライバー部門(GT500クラス):
立川祐路/高木虎之介組(1位)、伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組(2位)、本山哲/リチャード・ライアン組(3位)

・ドライバー部門(GT300クラス):
佐々木孝太/山野哲也組(1位)、黒澤治樹/細川慎弥組(2位)、新田守男/高木真一組(3位)

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