【プーさん実写版】監督が語る「現代を生きる大人に必要なプーのハート」とは
映画『プーと大人になった僕』が2018年9月14日(金)日本公開。
本作の監督を務める、マーク・フォスターからコメントが届きました。
監督が、本作が現代に生きる私たちに響く理由を語ります。
プーが現代に求められる理由
『プーと大人になった僕』のマーク・フォスター監督は、本作のストーリーが現代の問題と直結したものだと言います。
監督「この作品は、今の時代に暮らす私たちにとってものすごく必要な要素をもっています。
今の私たちにこそ、ちょっとでもプーの持つハートや知恵が必要なのではないでしょうか。」
『プーと大人になった僕』の主人公は、100エーカーの森を離れて大人になったクリストファー・ロビン。
彼は家庭を持ってロンドンに住んでいました。
家族のために働くも、その仕事に追われて家族と遊ぶ予定も仕事に潰されてしまう、悩むクリストファー・ロビンの姿が描かれます。
「働き方改革」が叫ばれ、仕事と生活のバランスが考えられている、まさに現代の人々の姿に重なります。
愛する家族を幸せにするために、家族との時間を失ってしまう。
物語ではそんなクリストファー・ロビンがプーと久しぶりに再会し、忘れかけていたプーたちの生き方に出会います。
「仕事に戻らなきゃ」と言いプーと別れるクリストファー・ロビンに対し、プーは「それは風船よりも大切なもの? 」と聞きます。
あなたにとっての風船とは、風船よりも大切なものとは何でしょうか?
プーが持つ「マジックリアリズム」
マーク・フォスター監督は、ディズニーの実写映画の数々を心から楽しみながら少年時代を過ごしていたそうです。
そんな彼は本作のストーリーを知り、この作品には、芸術的で感動的で、可笑しくて、時代を超越したようなポテンシャルがあると、即座に本作にほれ込んだそう。
監督「1本の映画で人々を笑わせることと泣かせることの両方ができるということは、現実に根付いている上に、マジックリアリズム(日常にあるものとないものが融合した作品に対して使われる芸術表現)も兼ね備えたストーリーでもあるということです。
さらに笑ったり、泣いたりすることで人々の心を高揚させ、大好きな人々との絆を深めさせてくれるものとなるのです。」
『ネバーランド』(2005)でロンドンでネバーランドが生まれる様子を描いたマーク・フォスター。
本作で再びロンドンと不思議の世界を繋ぐマジックリアリズムを描きました。
空想と現実、クリストファー・ロビンの過去と現在、100エーカーの森とロンドンの都会、様々な次元が重なりあって生み出される独特の空気感がプーの魅力です。
その空気感を実写映画として見事に作り上げた監督の手腕は必見です。
プーと大人になった僕
2018年9月14日(金)日本公開
