知花くらら、海外の視察活動を継けたことで「皆さんがお耳を傾けてくださるようになった。実を結んだと思う」

モデルの知花くららが24日、都内で行われた、国連WFP(世界食糧計画)の視察報告会に出席。海外の視察活動が「実を結んだと思うことがあります。それは、視察を続けていくと皆さんがお耳を傾けてくださるようになったことです」と満席になった会場を見渡し、喜んだ。
知花は、2013年から国連WFPの日本大使として活動。支援を始めたのは、2007年からで、およそ10年間に続けてきたという。
これまでの期間においては「葛藤もありました」と吐露。「活動を始めた頃には、周りから『偽善者』とか『やっていることが中途半端だ』と指摘を受けることがあって、悩んだりする時期がありました」と明かした。
しかし、その批判も「ファッションジャーナリストの生駒芳子さんから『100やらなくてもいい、10でも、1でもいい。それは、0よりずっといいじゃない』という何気ない言葉で心の霧が晴れました」と振り返り、気持ちを強く持てるキッカケになったそうだ。
「大学時代は、児童教育を専攻していました」という、知花。これまで、(アフリカの)ザンビアやタンザニアなど9か国を訪問。「私は、勉強している子供たちを見るのが好きです」と学校に訪れた様子を紹介した。
大使の立場になって感じることは「(現地に行ってみて)生の声を聞いたりすると、ショックを受けることもある。でも、そこから考えることができるになった。子供たちが学べる状況がいかに大切か。学校に通わせて良かったという母親の声が励みになる」と語っていた。
この報告会には、国連WFP協会親善大使を務めている女優の竹下景子も参加。二人は、本日から運用が開始された国連WFPのスマートフォンアプリ「FOODeliver(フーデリバー)」を体験。このアプリを使って「皆さんがいつも使っているスマホ端末で、世界で何が起こっているのか知ってほしい」とアピールしていた。





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・無料スマートフォンアプリ「FOODeliver(フーデリバー)」 - 国連WFP・案内WEBサイト