今年はゴルフのルールが変わった年
3月27日放送、「サンデーモーニング」(TBS)では、ゴルフのルール。今年はゴルフのルールが変わった年だ。クラブのアンカリングにルールが追加されたという。手を体に直接固定することや、前腕を間接的に基点にすることを禁止とした。WGCデルマッチプレーに出場した松山選手は、決勝トーナメントに進めずグループ敗退。女子ゴルフでは順位は全体的に下がったが、野村選手は好調だった。
アンカリングとは、長尺のパターを用いて、一部を体の特定の場所に固定して、ショットを安定させること。パッティングの精度を上げるショットの方法のことだった。長尺パターのグリップ部分を喉元あたりに密着させ、そこを軸にパターをスイングする。左手は完全にグリップの根本に置き、軸をつくり上げるために固定することが一般的な方法だった。パットを入れる時にアンカリングするメリットは、パットのグリップを固定することでパットの安定性が向上すること。また、長尺パターを使うことで腰をかがめる動作をしなくてすむので、体の負担が小さく、長時間のパット練習が可能になることなどだった。
だが2016年より、全英ゴルフ協会と全米ゴルフ協会で、アンカリングによるパットを禁止することが発表された。競技大会で使用してしまった場合は、2ストロークのペナルティとなる。だが長尺パターの使用については禁止されておらず、継続使用が認められる。
グリップが胸にあたったり、お腹にあたったりすることが禁止となる。グリップエンドを体にあてると、そこで軸を作ることになってしまうため、それが良くないというわけである。
長尺パターを構えると、自然とグリップエンドが胸のあたりにくる。パターを構えたゴルファーを正面からテレビカメラで写した場合、胸のあたりまで届くようなグリップが胸にあたっているのかあたっていないのかがわかりにくく、アンカリングしているのかしていないのかが判別しにくいという問題も発生する。
どれだけ上手にショットを決めようとも、パターでボールを入れられなければスコアにはならない。1ストロークごとに全神経を集中するツアー選手にとっては、大きな問題となっている。グリップを長くしてみたりなどの工夫を行って、伝統的なスタイルでのパターを得意としている選手が有利になることだろう。
