テレビで始まる三国志時代か? Google、Amazon、アップルが目指すスマートTVガジェット

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「娯楽の王様」と言われるテレビだが、インターネット社会といわれる今日では、テレビもインターネットに接続して見る時代へ、着実に変化している。

現在のテレビは、インターネットに繋げられるモデル「スマートテレビ」も多くなってきた。
しかし、インターネット機能を搭載していないテレビでも、小さなアイテムを繋ぐだけで「スマートテレビ」にできる。
現在のテレビに標準搭載されているHDMI 端子に差し込むだけの「メディア ストリーミング デバイス」と呼ばれるものだ。

「メディア ストリーミング デバイス」が便利なのは、地上波だけでなく、インターネット配信の映画やドラマがみられることだ。さらにスマホやタブレットの画面もテレビに映し出せる機種もある。

実は、テレビをスマートテレビ化するアイテムは、各メーカーが激しい競争をしている、今、もっともホットな市場なのだ。
そんな中、先行するGoogleは、第2世代となる新Chromecastを投入してきた。
これで、Amazon Fire TV Stick、Apple TVと三つ巴の競争が、さらに激化しそうだ。

■多くのテレビに対応できる 「Google Chromecast」
Googleは2015年3月18日、「Google Chromecast」の新製品を発売した。
直販価格は、4,980 円(税込)。

新しい「Google Chromecast」は、テレビの HDMI 端子に差し込む小型の「メディア ストリーミング デバイス」だ。テレビとの接続はフレキシブルケーブルなので、今まで「メディア ストリーミング デバイス」を諦めていたテレビにも接続できるだろう。

2.4 GHz に加え、新たに5 GHz Wi-Fi 対応の高性能指向性アンテナを搭載した。
これにより、旧製品よりも高速な通信が使え、高い解像度での動画もドラマの再生も、より安定する。
専用アプリも充実しており、20 万本以上のテレビ番組や映画、3,000 万曲もの音楽、さらにラジオ、スポーツ、ゲームなどから好きなコンテンツを満喫できる。

さらに、Android スマートフォンやタブレットの画面をそのままテレビに映し出せるのもメリットだ。
家族や仲間同士で、旅行の写真や動画、お気に入りのサイトもケーブルレスで手軽に楽しむことができる。
対応デバイスは、iPhone、iPad、Android スマートフォン、Android タブレット、Mac、Windowsパソコン、Chromebook。

本体サイズは51.9×51.9×13.49mm、重さは39.1g。電源ケーブルは1.75m。
ボディカラーはブラック・コーラル・レモネードの3色。
電源はMicro USBを使い、付属のACアダプタ(5V/1A)で供給する。


多くのテレビに対応できる 「Google Chromecast」


■プライム会員ならビデオが見放題 「Amazon Fire TV Stick」
Amazonのプライム会員であれば、会員特典が満載の「Amazon Fire TV Stick」がお勧めだ。
直販価格は、4,980円(税込)。

本製品を手持ちのテレビのHDMI端子に挿すだけでAmazonビデオ、Netflix、Hulu、YouTubeなど、豊富な映画やビデオを大画面で楽しめる。

プライム会員なら、プライム・ビデオが追加費用なしで見放題だ。
さらに100万曲以上の楽曲と、数百のプレイリストが聴き放題。Prime MusicではJ-POPからポップス、ジャズ、クラシックまで、さまざまなジャンルを揃えており、楽曲は随時追加される。

本製品はMiracastやiOSの対応アプリを用意することでミラーリングが可能であり、スマホやタブレットの画面をテレビの大画面で楽しめる。

本体サイズは84.9×25.0×11.5mm、重さは25.1g。
ボディカラーはブラックのみ。
電源はMicro USBを使い、付属の電源ケーブルで供給する。
リモコンを付属する。


プライム会員ならビデオが見放題 「Amazon Fire TV Stick」


■iPhoneやiPadのユーザーにお勧め 「Apple TV」
iPhoneやiPadなどのアップル製品をメインで使っている人なら、「Apple TV」が良いだろう。
直販価格は、32GBモデルが1万8,400円(税別)、64GBモデルが2万4,800円(税別)。

AppleTVと自宅のテレビをHDMIケーブルで繋げば、テレビが多機能な「メディア ストリーミング デバイス」となる。インターネット環境は、有線と無線の両方に対応している。

iTunesの映画はもちろんのこと、NetflixやHulu、Jリーグオンデマンド、CBS Sports、Red Bull TVなどを楽しめる。
ユニークなのは、「Siri Remote」という機能だ。「何か面白い映画を見せて」というように、Siriにいくつかの選択肢を提示させることもできる。

iPhoneやiPadでは、本体内の写真やビデオのほか、音楽をAirPlayを使って「Apple TV」に出力できる。
またMacやWindowsパソコンでは、iTunes 10.2以降をインストール済みであれば、Wi-Fiネットワーク経由で「Apple TV」との接続が可能だ。

本体サイズは35×98×98mm、重さは425g。
ボディカラーはブラックのみ。
電源は付属のコード経由でコンセントから供給するほか、専用リモコンも付属する。


iPhoneやiPadのユーザーにお勧め 「Apple TV」



「Google Chromecast」をはじめテレビをエンタメデバイスに変えるガジェットは、今までのテレビを有効活用するには最適な製品と言える。とくに家族があって、リビングでネットを楽しみたい人には魅力ある製品と言えるだろう。


ITライフハック 関口哲司