学生の窓口編集部

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1月11日放送、「Nスタ」(TBS)では清酒メーカーの復活について。23区唯一の清酒メーカー、小山酒造が40年ぶりの東京盛が復活する。小山酒造は明治11年に創業し、この土地で100年以上に渡って地酒を作り続けてきた。復活した背景は、東京オリンピックも決まり、東京産が注目されはじめているということで、海外にもPRできるような商品として出していきたいという。

最近は高齢者を中心にお酒の蔵見学がちょっとしたブームとなっている。酒の蔵は地方にあることが多いため、都内で蔵を見学できるところはめったにない。その一つが小山酒造だ。北区にある。

明治11年に創業し、初代小山新七が酒造に適した湧き水を発見して以来、100年の由緒ある蔵元だ。メインの銘柄は丸眞正宗(まるしんまさむね)だが、東京盛も今後は扱う。江戸の心意気がこもった酒造りを行っている。蔵元が見学でき、料金は5名から10名はひとり500円、11名以上はひとり300円で、5人以上で見学ができる。アクセスは赤羽駅北口より徒歩20分で、見学内容は酒造り工程のビデオ上映と解説を行ってくれ、日本酒の試飲なども楽しめる。製造現場に入ることはできないのが残念だが、試飲も楽しめるので仲間を集めて行ってみると楽しい。

明治時代までは、東京23区内にも60以上の日本酒の酒蔵があったとされる。災害や戦火、都市化により数が減り、今現在は都内に10しか残っていない。そして23国は一つだけだ。大半の蔵は生産量が少なく、蔵の近くに住んでいてもその蔵の酒を見かけることは少ない。小山酒造の生産量は年間350石。

1石は180リットルほど。一升瓶なら35,000本ほどになる。通常は400から500石で小規模酒造と呼ばれるため、生産量はかなり少ない。蔵は周りの環境の変化により温度管理が難しくなり、空調がきいた現代的な蔵となっている。いまでも地下130メートルの井戸から秩父を源流とする良質な水が湧いている。それを使っているのだ。蔵の中は酒造というよりも食品工場といった感じだ。

ほのかな香りと後からくる酸味のバランスが程よく、そのままでも良いし、料理に合わせるのもいいだろう。