【必読】魚や肉を冷凍保存するときは「アルミホイル」に包むべし!

肉や魚は、食卓に欠かせない食材ですよね。ステーキ、生姜焼き、刺身など、メイン料理としてスポットライトを浴びます!でも、余ったときにむずかしいのが、保存の仕方。冷凍しても、色が変わりやすいことも…。そこで、今回の冷凍保存方法をオススメ!アルミホイルが大活躍するんですよーっ♪
今回試したレシピはこちら
美味しく冷凍保存(お肉 お刺身)
✿話題入り感謝
冷凍にすると 水分がとんで 色あせしませんか?そんな時ホイルに包んで 冷凍に〜
*写真は冷凍中です。
アルミ&ラップで包むだけ!
1:牛肉をアルミホイルで包んで、さらにラップでも覆います。
2:こちらを冷凍保存してみましょう!
3:まぐろの刺身も同様に包んで冷凍庫へ入れました。はたして、結果は…?
5日後の結果!
はい、牛肉の色は新鮮なままですね!買ったときの状態が長持ちするなんて嬉しい♪
まぐろもおいしそう〜!刺身が保存できると、とても便利です♪
ラップで包んでからアルミでもOK!
包む順序を逆にして、ラップで食材を包んでからアルミで包むと、冷凍後にはがしやすかったですよ。好みの包み方を試してくださいね。
水分が逃げない優れた保存方法だった!
アルミ&ラップで包む利点を、食を科学的に分析・研究している「クックパッド食みらい研究所」特別研究員・石川伸一先生に質問してみました。
--そもそも肉や魚を冷凍すると、どうして黒ずむんですか?
先生「食材に付着している水が、固体から気体に変わる『昇華』という現象が起こります。『氷→水→水蒸気』という状態変化ではなく『氷→水蒸気』へといきなり変わるのが昇華です。すると、食品表面の酸化が促進し『冷凍焼け』という現象で黒ずんだり、表面が凹凹になって表面積が大きくなり、そこに嫌な臭いが付きやすくなったりします」
-今回の方法だと黒ずまない理由は?
先生「食品をホイルとラップで二重に包むことによって、水の昇華のスピードが抑えられ、ある程度新鮮さが保たれます。したがって、新鮮なまま保存できるというメカニズムが働いていると思われますよ。ラップだけで包んでも、完全には密封はされないので、すき間から水分が昇華してしまうのです」
--冷凍保存できる期間は?
先生「食材にもよりますが、水分が多くて傷みやすい魚などの場合は数週間程度。水分や油が比較的少ない牛肉の部位などは、1ヶ月程度は保存できると思います」これからは余ることを心配せずに、適量だけを使えますね。しかも、方法はとっても簡単!いつでもおいしいステーキや刺身を召し上がれ♪(TEXT:八幡啓司)