Googleが同社の行動規範として掲げてきた「Don't Be Evil(邪悪になるな)」というスローガンは世界でも有名な社是の1つとして知られていますが、Googleを傘下に収める巨大企業として誕生した「Alphabet」が10月2日に社員向けにメールを配信し、新しい行動規範を公開しました。Alphabetの行動規範には「Do the Right Thing(正しいことをやれ)」と書かれていることが明らかにされています。

Alphabet Code of Conduct - Investor Relations - Google

https://investor.google.com/corporate/code-of-conduct.html

Google’s ‘Don’t Be Evil’ Becomes Alphabet’s ‘Do the Right Thing’ - Digits - WSJ

http://blogs.wsj.com/digits/2015/10/02/as-google-becomes-alphabet-dont-be-evil-vanishes/

新会社Alphabetが発表したCode of Conduct(行動規範)は、その冒頭で「正しいことを行うこと。法に従い、尊敬される行動を取り、お互いに敬意を持って接すること」と記しており、グループ企業に属する従業員に対してこの理念にもとづいて行動することを求めています。



Employees of Alphabet and its subsidiaries and controlled affiliates (“Alphabet”) should do the right thing - follow the law, act honorably, and treat each other with respect.

Alphabetまたはその関連する企業の従業員は、正しいことを行うこと。法に従い、尊敬される行動を取り、お互いに敬意を持って接することこの行動規範は同社のサイトにも掲載されているので、誰でも読んでみることが可能です。

Alphabet Code of Conduct - Investor Relations - Google

https://investor.google.com/corporate/code-of-conduct.html

行動規範を掲載したページでは、4つの項目を設けてそれぞれを解説。実際に衝突が起こりそうな際の見極め方や、財務面での不正防止、順法精神などについての詳細が書かれています。これは後述するGoogleの行動規範にも同様の項目が含まれていました。

I. Avoid Conflicts of Interest (利害の対立を防ぐ)

II. Ensure Financial Integrity and Responsibility (財務面での誠実さと責任を保証する)

III. Obey the Law (法に従う)

IV. Conclusion (結論)

Googleのホールディング会社であるAlphabetが新たに行動規範を発表したわけですが、その傘下にある各企業には、それぞれ従来どおりの行動規範や社是がそのまま受け継がれることになるとのこと。そのため、Googleの行動規範にも従来からの「Don't be evil」という一文がそのまま残されています。



ちなみにGoogleの行動規範の全文は以下のページから確認が可能。興味深いところでは「オフィスでお酒を飲むことは禁止されていない」や「ネコは好きだけど、Googleは犬型なので、社内にネコがいるとストレスに感じます」といった面白い内容も含まれています。

Google Code of Conduct - Investor Relations - Google