iPhone 6sPlusすらもう小さい?  時代を変える6インチ級スマホが続々登場

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『iPhone 6s』と『iPhone 6s Plus』の発売日がいよいよ目前に迫ってきた。どちらのモデルにするか悩ましい限りだが、大きい画面でゲームや動画を楽しんだり、タブレットの代わりにも使える便利さを考えるなら5.5インチのiPhone 6s Plusを選びたいところだ。

このiPhone 6s Plusや昨年登場のiPhone 6 Plusは発売当初、iPhoneにしては大きすぎるという声もよく聞かれた。しかし1年前なら大型といわれた5.5インチスマホも、最近では普通の大きさになりつつあるのだ。

例えば9月にソニーが発表した『Xperia Z5 Premium』も5.5インチだし、サムスンやLG、ファーウェイなどの海外メーカーでは5.5インチよりも大きなディスプレイ搭載スマホを次々と出している。それらのモデルは日本で発売されているものも多い。


日本でも発売になるファーウェイP8max。iPhone 6 Plusより大きい6.8インチサイズだ


そしてスマホ画面の大型化の波は、この秋いよいよ6インチ台に達しようとしている。
日本でも9月25日に発売されるファーウェイの『P8max』の画面はなんと6.8インチ。ここまで大きければ今までスマホとタブレットを2台持ち歩いていたような人でも、これからは1台で済ませることができるだろう。

また海外ではレノボも9月に同じく6.8インチの『PHAB Plus』の販売を開始している。PHABの名前は電話の「PHone」とタブレットの「tABlet」を組み合わせた造語だ。ファーウェイに続いて2社がこのクラスの製品を出してきたということは、「もっと大きい画面サイズのスマホが欲しい」という需要が確実にあるということだろう。

実は今年になって発表された6インチ以上のスマホは10機種以上もあるのだ。
海外でも話題になっている製品を見てみると、
ソニーの海外向け『Xperia C5 Ultra』(6インチ)
・ZTEのカメラ強化別ブランド、ヌビアの『Nubia X8』(6インチ)
・アメリカでSIMフリースマホを続々と発売するBLGが9月に発表した『Pure XL』(6インチ)
・イギリスのキャリアのボーダフォンが自社ブランドで販売する『Vodafone Smart 4 Max』(6インチ)
など、大手メーカーからキャリア品まで様々な製品が出揃っている。最近話題のアジアの新興メーカーも6インチモデルを続々投入しているという。
2014年には6インチモデルはわずか数モデルだったが、今年は毎月1機種以上のペースで新製品が次々と発売されているのだ。


レノボのPHAB Plus。片手でギリギリ持てる大きさだが画面の広さは魅力的だ


画面が大きく見やすいのはメリットだが、6インチを超えるモデルは片手での操作はちょっと難しい。P8maxの横幅は93ミリ、PHAB Plusは 96.6ミリと、10センチに近いサイズだ。だが大きい画面で見る写真や動画は迫力を感じられるし、ソーシャルサービスのタイムラインに流れるスタンプもより楽しく見える。自分撮りをする人も自分の顔の表情をよりはっきりと確認することができる。大画面の楽しさやメリットは、片手操作にも勝る魅力があるのだ。

数年前は折り畳み型で手のひらにすっぽり収まるケータイばかりが使われていたが、今では5インチクラスの大型スマホを誰もが当たり前のように使っている。ケータイ業界の変化の早さには驚くばかりだ。

定額の動画や音楽の配信サービスの視聴や、画面を二分割してSNSとWEBニュースを同時に閲覧するなど、6インチの超大型スマホの登場でこれからのスマホの使い方は大きくかわるだろう。いずれは6インチ台の超大型スマホを使うことが当たり前になっているかもしれない。


山根康宏