近代国家そして、アジアの強国となる大変革期を生きた実業家の教え 渋沢栄一が大河ドラマ「青天を衝け」の主人公になり、新一万円札の肖像となり、生誕の地、深谷が観光名所になるなど、大人気である。 その著作『論語と算盤』(角川ソフィア文庫)は、日本資本主義の父といわれる渋沢栄一が経営者や企業家たちを育成するために折にふれて講演した訓話集である。残念なことに書名がわかりやすすぎるために、本文を熟読せ