学生の窓口編集部

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「野比のび助」さんは、『ドラえもん』の主人公・のび太君のパパです。のび太君のパパなので苦労は絶えませんが、実はいろんなエピソードでさまざまな活躍をしているのです。今回は、この野比のび助さんの名言を集めてみました。

●「いいや、2ページほどやる!」
出典:「くろうみそ」
藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』第3巻

のび太の「お説教なんておもしろいもんじゃないからね。長ながやると、このマンガの人気がおちる」というせりふに答えた名言。この後、本当にきっちり2ページのお説教が続きます。

●「あのね、庭つきの家に住むのが一番いいんだ。人間は地面に足をつけて生きるのが自然なのだから」
出典:「野比家は三十階」
藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』第17巻

眺めがいい高層マンションに引っ越そうというのび太君のむちゃに対する名言です。パパの考えがはっきり表れていますね。

●「すこやかに大きく、どこまでも、のびてほしいというねがいをこめた名まえだよ」
出典:「ぼくの生まれた日」
藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』第2巻

「野比のび太」と命名した理由をママに説明するせりふです。部屋の外では、タイムマシンで様子を見に来たのび太とドラえもんが聞いています。

●「なんでもいい。社会のために役立つ人間になってくれれば」
出典:「ぼくの生まれた日」
藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』第2巻

同じエピソードから名言をもう一つ。両親の期待の大きさに、のび太君は聞いていられなくなり、思わず病室に入って、
「そんなたいした子じゃないんだから。いえほんと!」
と言ってしまいます。
●「いま、ぼくたちはしあわせなんだから、それでじゅうぶんさ」
出典:「プロポーズ作戦」
藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』第1巻

どちらが先にプロポーズしたかでけんかになってしまうパパとママ。ドラえもんとのび太君はそれを確認するために過去へ向かいますが……というお話。これはラストでのパパの名言です。

●「泣くなよ、パパのためにやってくれたんだもの、うれしいよ」
出典:「地下鉄をつくっちゃえ」
藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』第6巻

パパが通勤ラッシュに困らないようにと、ドラえもんとのび太君は会社まで直通の地下鉄を造ります。しかし、アクシデントが起こります。自分たちのせいだと泣く二人を慰めたときのせりふです。愛情がこもっていますね。

●「その子は……そう、たとえるとすれば、白ゆりのような人だった。色が白くて、あしは長く、大きな丸い目……」
出典:「白ゆりのような女の子」
藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』第1巻

のび助さんは、戦時中、疎開先で「白ゆりのような女の子」に会い、その子からチョコレートをもらうという不思議な体験をしました。その話を聞いたドラえもんとのび太君はその女の子を撮影しようとします。これは、その不思議な女の子を語ったときの名言です。
思い出補正がかかっているのですが(笑)。
●「ちぎれて、ないよ」
出典:「のび左ェ門の秘宝」
藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』第1巻

本当の宝探しがしたいというのび太とドラえもんに、「先祖が小判を埋めたと書いた巻き物」があるというパパ。それを読むのですが……。
「あまりにも金がたまり、おき場がないなり。だからうめるなり。その隠し場所は……」
に続くのがこのせりふ(笑)。

ドラえもんとのび太君ならずともずっこけますよね。仕方がないので、二人はタイムマシンで過去へ向かいます。

●「えらいこっちゃ。ママは怒りまくるぞ。ど、ど、どうしよう。」
出典:「出さない手紙の返事をもらう方法」
藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』第1巻

ママに頼まれた手紙を投函(とうかん)し忘れたのに気付き、パパが慌てふためく際のせりふです。ドラえもんの「返事先どりポスト」で事なきを得るのですが……。

●「ぼくは金魚じゃありませんからね」
出典:「ようろうおつまみ」
藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』第6巻

ドラえもんの出した「ようろうおつまみ」を食べながら水を飲むと、その水が「こりゃ上とうのウイスキーじゃないか…」となります。ですが、ドラえもんに勧められた際には、このような名言を(笑)。「水なんかのんでもうれしくないなあ」がこのせりふの前に入ります。

ちなみに、このエピソードではママの酒癖の悪さが見られます。

●「ゆうべひさしぶりにおふくろのユメをみたよ。なつかしかったなあ」
出典:「パパもあまえんぼ」
藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』第5巻

酔っ払って帰宅したパパを叱ってもらおうと、タイムマシンでおばあちゃんを連れてくるドラえもんとのび太君。おばあちゃん(のび助さんの母)を見て、パパは大泣きしてしまうというエピソードです。これはラストシーンでの名言です。

ドラえもん「おとなって、かわいそうだね」
のび太「どうして?」
ドラえもん「自分より大きなものがいないもの。よりかかってあまえたりしかってくれる人がいないんだもの」

という、ドラえもんとのび太君の会話も心に染みます。これは、大人になってからの方がより心に迫るエピソードなのです。

のび助さん = パパの名言は他にもありますが、今回は心に染みるもの、あまり見られない面白いものを中心にまとめてみました。いかがだったでしょうか。
あなたは、ドラえもんに登場する「パパの名言」というと、どんなものを思い浮かべますか?

(高橋モータース@dcp)