By Markus Koljonen

見ず知らずの人と時間を共にすることになり、よそよそしい会話を始めたところすぐに会話が止まってしまい気まずい思いをすることはよくあります。しかし、以下の3つのことに気をつけて話すことで、会話をよりスマートに楽しめるようになります。



How to turn small talk into smart conversation | ideas.ted.com

http://ideas.ted.com/2014/07/28/how-to-turn-small-talk-into-smart-conversation/

広く共有すべき価値のあるプレゼンテーションを発表するTEDが主催するオンラインサイトideas.ted.comで、クリス・コリン氏とロブ・べーデーカー氏が、それほど親しくない間柄でなされる会話を、世間話を超えて楽しく有意義なものにするために必要な、知っておくべき3つの心がけをまとめています。

◆1:オープン・エンド・クエスチョン

質問された人が限られた項目からしか回答を選べないような質問をクローズド・エンド・クエスチョン、その逆に、自由な回答が許される質問をオープン・エンド・クエスチョンと呼びます。まだ打ち解けた仲ではない人と会話をするときには、話を発展させるためにできるだけオープン・エンド・クエスチョンを心がけるのが大切です。



By opensource.com

例えば、「出身地はどこですか?」と尋ねるよりも「あなたの故郷で面白い場所はどこですか?」と聞いたり、「お名前はなんですか?」と尋ねるよりも「あなたの名前は誰が付けたのですか?その由来はなんですか?」と聞く方が、より話が広がるもので、会話が途切れて微妙な空気が流れることが少なくなります。

◆2:オウム返しを避ける

人は質問に答えるときには礼儀正しく相手をしっかりと観察することが多いため、会話が尻すぼみになり居心地の悪さを感じ始めると、無意識のうちに相手に同調して、うっかり相手の言葉をオウム返ししてしまいがちだとのこと。



By Wesley Lelieveld

「暑いですね」「ええ、本当に暑いですね」や、「あの人が亡くなるなんて残念ですね」「ええ、ほんとうに残念ですね」などのように、いつの間にか相手の言葉を繰り返してしまうことはよくあるもの。そんなときは、予想外のひねりを加えるのがオススメとのこと。

例えば、「いい天気ですね」と言われたら「本当に。『快晴警報』なんて天気予報があってもよさそうです」などというひねりで返せたなら、より会話が弾みそうです。

◆3:チャレンジ

以上の1、2ができるようになれば、退屈な会話に悩まされるということは格段に減りそうです。しかし、さらに会話を楽しむためには予想外の返答のさらにその先のステップとして、ビックリするような「ジョークでの応答」に挑戦することが薦められています。

例えば、「フライトはどうでした?」という質問に、「まさかチケット代が体重とIQで決まっているとは驚きでした」など、明らかにウソと分かる返答でも、場を和ませるためにはOKとのこと。



By Khánh Hmoong

とっさに機転をきかせてウイットに富んだ「返し」をする3はなかなか難しそうですが、1の「オープン・エンド・クエスチョン」と2の「オウム返しを避ける」という2つは、心がけ次第で誰でも実行できそうです。

なお、以上の3つのコツはあくまでエッセンスにすぎないので、より深く「楽しく会話するコツ」を知りたい人は、クリス・コリン氏とロブ・べーデーカー氏の共著「What to Talk About」などの会話術に関する本をじっくりと読んでみるのもよいかもしれません。

Amazon.co.jp: What to Talk About: On a Plane, at a Cocktail Party, in a Tiny Elevator with Your Boss's Boss: Christopher Colin, Rob Baedeker, Tony Millionaire: 洋書