勝利を続け、記録をつくっても、目標は変わらない。キエーヴォ戦を2日後に控え、ローマのルディ・ガルシア監督は「ラストスパートはまだ先のことだ。私の目標はそれで変わらないよ。ただ、4位との差も維持したいね。ヨーロッパの舞台に戻りたいのなら、それは最も重要なことだ」と語った。

開幕10連勝を飾ったチームはいない。勝てば新記録だ。ただ、その3日後にはトリノ戦が控えている。それだけに、キエーヴォ戦でのターンオーバーも考えられるだろう。指揮官も「あり得るね。当然だ。今週は2試合目、3試合目とあるんだ。全員の力が必要だろうね」と話している。

FWジェルビーニョの復帰については、「2回の練習で様子を見よう。ほぼ100%回復している。木曜の試合に出なければ、日曜の試合ということだ。疲労? 我々のプレースタイルによるものだ。ウディネーゼ戦でも、10人だったのに、我々は攻め続けた。だからこそ勝ったんだ」と述べた。

ジェルビーニョ、そしてFWフランチェスコ・トッティも負傷で、ローマは変わらなければいけなかった。ガルシア監督は「大事なのは、複数の選手で戦えるようになることだ。(マルコ・)ボッリエッロには異なる特長がある。(アデム・)リャイッチは複数のポジションでプレーできる。トッティが戻ったら? 私の未来は木曜、キエーヴォ戦だよ」と続けている。

9連勝を飾れば、トリゴリアの練習場は熱気に包まれてもおかしくないが…。

「私の選手たちは賢くてね。彼らを信頼している。全力を出さなければならないと分かっているんだ。キエーヴォ戦はこれまでで最も難しい試合だよ。みんな、もう勝ったみたいに言うが、そうじゃない。謙虚であり続け、コレクティブなプレーをし、いつもと同じ闘争心を持つ。そうしないと勝てないんだ。戦う前から勝てる試合はない」

DFレアンドロ・カスタン、DFメフディ・ベナティア、MFダニエレ・デ・ロッシ、MFアレッサンドロ・フロレンツィの4選手は、累積警告がリーチだ。だが、ガルシア監督は「問題じゃない。全員一緒にイエローカードをもらわないように願うだけだ」と話した。

ローマはラッキーだという声には、このように返している。

「我々はトッティ、ジェルビーニョを失い、ウディネーゼ戦でマイコンが退場した。幸運なんてないだろう。何も偶然ではない。ウディネーゼ戦のゴールが、素晴らしい一連の動きから生まれたのと同じようにね。カスタンのクリア、ナポリ戦のデ・ロッシのクリアも同じだ。幸運だとしたら、100%以上の選手たちがいることだろうね。この2試合はそれまでより良いプレーではなかった。だが、チームにはまだ改善の余地がある」

セリエAのレベルが予想を下回っているかと聞かれると、ガルシア監督はこのように答えた。

「ユヴェントスとナポリはファンタスティックなスタートを切っている。ほかのチームたちにしても、レベルが高い。もちろん、我々の出だしは素晴らしいものだがね。リールとの違い? すべて違うよ。記者の数も、プレッシャーも、プレースタイルもね」

なお、バロンドール争いについて、ガルシア監督は「(フランク・)リベリの年であることを願う」とコメントしている。