ナポリGKペペ・レイナは、この夏移籍する前、リヴァプールと3年契約を残しており、ブレンダン・ロジャース監督からも「君がナンバーワンだ」と言われていた。彼はそれを信じていたのだ。だが、移籍を伝える連絡がナポリから届いたとき、レイナは笑顔を取り戻した。ナポリとは、つまりはラファエル・ベニテス監督、つまり彼を本当に評価する指揮官を意味していたからだ。

その信頼はすぐに報われた。先日のミラン戦では、FWマリオ・バロテッリのPKを初めてセーブし、27年ぶりとなる敵地でのミラン戦勝利に貢献した。レイナはイギリス『デイリー・メール』で、次のように話している。

「ナポリ移籍はサプライズだった。僕が知らないところで、すべてリヴァプールがやったことだからだ。僕はバカンス中で、突然ナポリの幹部から連絡が入り、リヴァプールと1年レンタルで合意したと言われたんだよ。そして2日後、クラブから同じことを言われた。彼らには彼らの理由があったんだろう。でも、僕は違う形であいさつしたかった」

「移籍したことは後悔していない。素晴らしい決断だったからね。ここにいることで、若返ったと感じている。今季を楽しむつもりさ。ワールドカップのシーズンだから、本当に重要なんだよ。ハイレベルな戦いやチャンピオンズリーグ(CL)、タイトル争いというのは、この2、3年なかったしね。精神的にもよりフレッシュし、よりハングリーになっている。以前はそうじゃなかったというわけじゃない。でも、変化は常に良いものなんだ。他人に自分を示さなければいけないからね」

「ベニテス監督の戦術、指揮官としての能力は、僕のベストを引き出してくれる。だからこそ、この選択に満足しているよ。ボルシア・ドルトムントと並んで、ナポリはおそらく(財政的に)欧州で最も健全なクラブの一つだ。一歩ずつチームがつくられているし、改善の余地がある。すべてが正しい形で進んでいるんだ」

ナポリの街やサポーターは「最高」だとも話している。

「僕も家族も大歓迎してもらった。子供たちは学校に満足しているし、妻も友達をつくっている。ナポリはすごくリヴァプールに似ているんだ。謙虚だけど情熱的で、チームに関しては宗教的ですらあるんだ。こういうプレッシャーは選手にとって常に良いものだよ」

来週はCLでアーセナルと対戦だ。

「CLでイングランドに戻るのは、とても素晴らしい気分だろうね。確かに、僕らはいわゆる『死のグループ』にいる。でも、僕らは初戦で白星だったし、アーセナルは本当にホームで大変な相手だけど、好スタートを切ったことが少し自信になっているよ」