チャンピオンズリーグ(CL)出場を決めたナポリは、ワルテル・マッツァーリ監督の去就が騒がれている。だが、同監督は焦っていない。ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は20日に会談し、2年契約を提案するつもりだ。一方、ローマは3年契約を用意している。しかし、それだけではない。マッツァーリ監督の代理人であるベッペ・ボッツォ氏は、インテルとも話をしているのである。

本当にインテルがマッツァーリ監督の招へいに向けて動くなら、同監督はオファーに十分な注意を払うだろう。インテルを再び上位へ導くという案に、マッツァーリ監督は魅力を感じている。

一方、ローマはますますマッツァーリ監督への関心を高めているところだ。ワルテル・サバティーニSD(スポーツディレクター)との契約を2014年まで延長したことも、それを示す兆しの一つである。同SDはローマの環境を管理するのに、マッツァーリ監督こそが適任と考えているのだ。その点では、マッツァーリ監督はミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督もリードしている。

ローマ周辺では、マッツァーリ監督がローマに来た場合、FWフランチェスコ・トッティとFWパブロ・オスバルドを土台に、3-4-1-2で再出発すると言われている。オスバルドは放出候補から外されるわけだ。一方で、MFダニエレ・デ・ロッシとMFミラレム・ピアニッチは退団へ向かうという。マッツァーリ監督はデ・ロッシをあまり気に入っておらず、ピアニッチについては話し合うことを望んでいるようだ。また、同監督はナポリからMFフアン・スニガを獲得したがっているという。

デ・ラウレンティス会長も黙っているわけではない。マラガのマヌエル・ペジェグリーニ監督とコンタクトを取っている。だが、同会長はマッツァーリ監督のことを諦めてはいないのだ。400万ユーロ(約5億2000万円)の2年契約を用意している。

だが、ポイントは補強だ。マッツァーリ監督とデ・ラウレンティス会長は12日のシエナ戦後に会い、15日にはCL出場権獲得を祝うディナーも予定されている。だが、マッツァーリ監督がこのときに話し合うことはないだろう。19日にはローマとの試合があるからだ。

もう一つの案は、マッツァーリ監督がしばらく現場を離れるというものだ。サンプドリア時代にもあったことである。当時はローマを待っていたが、連絡が来たのはナポリからだった。