バルセロナFWリオネル・メッシは、12日のミランとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグでゴールを決めると意気込んだ。だが、ミランにはその前にジェノア戦がある。9日のセリエA第28節、敵地マラッシでのジェノア戦は、決して簡単な試合ではない。

ジェノアは前節でローマに敗れたが、ミランは昨季、バルセロナとの準々決勝セカンドレグの前に、カターニアと敵地で1−1と引き分けた。そして、カンプ・ノウではバルサに1−3と敗れ、続くリーグ戦でもフィオレンティーナにサン・シーロで1−2とまさかの黒星を喫している。そして、スクデットをユヴェントスに明け渡した。

マッシミリアーノ・アッレグリ監督はこのことをよく覚えている。だからこそ、9日のジェノア戦を重要視しているのだ。

「チームはほぼ全員そろっている。良い練習をしているし、フィジカルコンディションも良い。これからの2カ月は非常にハードだ。緊張を落とすことなく、この2カ月を戦わなければいけない」

「バルセロナについては話したくない。今は明日の試合だけが大切だ。バルサ戦は6日後だよ。明日はベストメンバーをピッチに送る。我々は3位を守らなければいけない。ターンオーバーはないよ。そういう考え方は好きではない。マラッシでの勝ち点3は、バルサ戦以上に重要だからだ。バルサ戦のことは土曜から考える」

「ローマでジェノアは良いプレーをした。技術クオリティーがあるチームだし、精神的にも回復した。フィジカルコンディションも素晴らしい。それに、ジェノヴァでの試合は決して簡単じゃないんだ。彼らは、あるかもしれない危険から身を守るために、勝ち点を必要としている。我々にとって、重要かつ決定的な試合だよ」

「唯一休ませるつもりなのは、(イニャツィオ・)アバーテだ。(マッシモ・)アンブロジーニは“年寄り”かもしれないが、絶好調だよ。明日の試合に出て、バルセロナ戦に出ないということもあるかもしれない。違う試合をしなければいけないからね」

「(マリオ・)バロテッリは先発にしないと思う。ほぼ確実にベンチスタートだ。まだ90分間プレーできる状態ではないからね。(ジャンパオロ・)パッツィーニは好調だよ。(エムバイェ・)ニアンはセンターフォワードもできる。(ケヴィン=プリンス・)ボアテング? FWとしてもうまくやっている。ただ、彼は自由に動いていいけどね。彼も好調だ。素晴らしい試合をしている」

「CLは偶発的なもので、ディテールによって決まる。事実がそれを示しているんだ。チェルシーが決勝進出にふさわしかったことは3度ある。だが、去年はかなりの幸運もあって決勝までいったんだ。我々は来年CLを制覇することを期待してはいけない。今、私に最も落ち着きを与えてくれるのは、動きのある選手たちがバランスを取り戻したということだ。これが我々の力だよ」

「繰り返す。目標はCL予選に出るために3位に入ることだ。そして、我々がうまくやり、幸運にも恵まれ、さらにいけるのであれば、そのときは全員が満足できるだろう。大事なのは、これからの2カ月を意欲的に戦うことだよ」

ユヴェントスのアントニオ・コンテ監督は、ミランをタイトル争いから外していない。

「何を言っているんだか。彼らはソリッドだよ。そんなこと、考えられないね。ナポリはいつも彼らをとらえようと考えている。その上で、ユヴェントスはリーグを制覇すると言っておくよ」

「契約延長? 優先することじゃない。ほかに考えることがある。それに、私はこのシーズンを終わらせなければいけない。上位に入ることができれば、大きな結果を残したと言えるシーズンだよ」

「バルセロナ? 試合はそれぞれ準備するものだ。それに、私が多くを説明しなければいけないわけじゃない。精神的にしっかり戦わなければいけない一戦だ。考えなければ考えないほどいいんだよ」