ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は冷静だ。おとぎ話のような夜でも、彼は動じない。

それでも、目を閉じてミラン対バルセロナの一戦を振り返り、『ミラン・チャンネル』で「素晴らしい夜だった。素晴らしい試合をした選手たちの功績だ。以前よりも可能性のある状態でカンプ・ノウに向かえる小さなアドバンテージを手にした」と話した。そして、こう続けている。

「だが、今はインテルとのダービーだ。もっと重要な一戦だよ。我々はダービー3連敗中だ。彼らの前にい続けるために、結果を残さなければいけない。彼らはアグレッシブにくるだろう。フィレンツェでの黒星からリベンジしたいと望んでいるはずだ。水曜とは異なる試合になる。選手たちは回復した。出場しなかった選手が、消耗した選手に手を貸してくれるだろう」

「メンバー? いくつか疑問がある。バルセロナ戦と比べると、(アントニオ・)ノチェリーノが戻った。だが、今は2〜4人を変えても、チームのパフォーマンスに影響はないと思う。(ジャンパオロ・)パッツィーニは確実にいないだろう。水曜の彼は素晴らしかった。明日、彼がいないのは残念だ。だが、ひざがちょっと痛むんだよ」

24日のインテルとのダービーでは、FWマリオ・バロテッリに注目が集まるだろう。

「マリオはどんな雰囲気になるか、よく分かっている。相手からターゲットとされるだろう。成熟したかどうかのテストとなる。彼はプレーのことだけを考え、本能を抑えなければいけないからだ」

アッレグリ監督が就任してから、ミラノダービーは6戦3勝3敗だ。

「最初は3連勝でうまくやったんだけどね。明日、選手たちがまた私を満足させてくれるように願っているよ。大事なのは、連勝を伸ばすことだ。興奮する試合になるのは普通のことだよ。戦術・技術的には異なる試合になるだろう。試合中にうまく読んでいかなければいけない」

「明日は技術的にそこまでではなく、闘争心という点でより素晴らしい試合になるかもしれないね。特に注意が必要なのは、とても重要な物が懸かっているということ。ダービーはそれぞれ異なる試合だ。決して予想などできない。有利不利なんてないんだ」

一方、インテルについては次のように話している。

「(アンドレア・)ラノッキア? 彼が出場するかどうかは知らない。彼には重要なクオリティーがある。だが、彼がいなければ、別の選手に出番が回るだけだ。インテルの選手層は厚い。そもそも、彼らは我々よりも経験豊富なんだ。彼らには一人で試合を決められる選手たちがいる。(アントニオ・)カッサーノから(フレディ・)グアイン、(エステバン・)カンビアッソまでね」

「大事なのは結果を出すことだ。水曜のことはミランの歴史に残るだろうけど、今はインテルのことだけを考えなければいけない。決定的な時期なんだ。3カ月前、我々は終わりだと言われ、墓まで用意された。教訓としなければいけない。常にアンテナを張って、ガードを緩めないんだ」

また、アッレグリ監督はその後の記者会見で、次のようにつけ加えている。

「(エムバイェ・)ニアンは練習を途中で切り上げた。だが、心配することは何もない。(ケヴィン・)コンスタンの状態は明日見てみる必要がある。パッツィーニはいつもと同じひざの問題で、水曜の試合で求められた努力をしたことで、影響が出ている。招集はしたし、ベンチには入る。明日の朝に様子を見よう。だが、必要があれば試合にいるだろうね」

「我々はインテルより上の順位を保たなければいけない。バルセロナとは違う試合になる。相手はリベンジを望んでいるチームだ。我々はごう慢になってはいけない。拮抗した試合になるだろう」