クアラルンプールのムエフィット所属のアルナウド・ルポン。2月のブライアン・チョイ戦を見る限り、自演乙のような一発が入らないと、青木の敵ではないようにも見えたが……(C)OFC

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10月6日(土・現地時間)、シンガポール・インドアスタジアムで行われるONE FC06 「Rise of Kings」で青木真也と対戦するマレーシア在住のフランス人ファイター=アルナウド・ルポン。MMA戦績9勝1敗ながら、アンダードッグとして夢の一番が実現するルポンに対青木戦について訊いた。

――現在6連勝中だけど、シンヤ・アオキと戦うことについて今の気持ちを教えてくれるかい?

「シンヤと戦えることは本当に嬉しい。彼は素晴らしいファイターだし、僕にとってアイドルの一人なんだ。凄くシンヤのことを尊敬している。彼と戦うことは、夢が実現したような気になる。

特にシンガポールの12000人のファンの前で戦えるなんて……。エントランスが待ち遠しいよ。きっと、シンガポールのファンは僕をサポートしてくれるだろうし、1Rを凌ぐことができれば、シンヤにとって厳しい試合に持ち込むことができるはずだ。そのためにもハードトレーニングの真っ最中だよ。彼に勝って7連勝を実現させる。激しい戦いになる覚悟は十分にできているよ」

――アオキのサブミッションが優れていることは、今さら語る必要もないけど、そんな彼とどんな試合をしようと思っているんだい?

「もちろん、彼とサブミッション・ゲームをするつもりはないよ。ただし、MMAではどれだけ優れたサブミッション・ファイターでも、打撃が許されているのだから、ミスをすることだってある。僕はアグレッシブに自分らしい試合をするだけだ。15分間、ずっとプレッシャーを与えるように戦おうと思う。シンヤはブライアン・チョイのように強いアゴを持っているとは思えないし、彼はスタンドでハードな試合をしたことがない。だからといって、僕はアグレッシブに戦う以外に何も作戦は立てていないけどね」

――でも、寝技に持ち込まれてそこから逃れられると思うかい?

「僕には優秀なコーチもついているし、ポジションを簡単に失うことがなければ、シンヤでもそうそうサブミッションを極めることはできないはずだ。そりゃあ、彼と寝技で勝負をして勝とうっていうファイターはいないだろうけど、僕は寝技になることを恐れてはいないよ」

――テイクダウン・ディフェンスに力はいれているのかい?

「MMAで起こりうる全ての状況で練習しているよ」

――世界のトップで戦い続けてきたアオキは、君との試合をどのように捉えていると思う?

「それは僕に聞いてもしょうがないよ。シンヤが僕のことをどう思おうが関係ない。実際、僕は彼のチームメイトの一人に勝っているし、きっとその試合はチェックしていると思うけどね」

――アオキに勝つと、OFCライト級王座がグンと近くなるんじゃないかい?

「OFCのベルトは魅力的だけど、そこまで考えていないよ。それに僕の目標は、素晴らしいファイターになることでベルトを巻くことじゃないんだ。でも、シンヤに勝てば世界のトップの一人になれる。そして、シンヤとの試合で世界を驚かせる。その後は、少し休んで子どもと過ごす時間を増やしたい。それしか考えていないんだ。試合前は息子の相手をしてやることができないからね。シンヤとベストを尽くして戦うから、それがファンに伝わる試合にしたい」
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