担当M(以下M):今年も移籍リストを見ていると、次のチームが決まってなかったり引退する選手がいて寂しくなりますね。

ラモス(以下R):引退は仕方なけれど寂しいね。

M:そう言えば、タイでプレーしていた財前宣之選手も引退を発表しました。財前選手は1993年日本で開催されたU-17世界選手権で司令塔として活躍し、ラモスさんの後継者としても期待されていました。

R:僕の後は永井秀樹が継いで、永井の後は財前だと言われてたし、僕もそうなってほしいと思ってました。本当にいい選手でしたよ。

M:度重なるケガで不運な時を過ごしました。

R:ホント、それが残念です。最後はヴェルディでプレーしてほしいと思ってましたけど、外に出ていったらそのままになっちゃったなぁ。悔しいですね。

M:財前選手の場合は負傷で苦しみましたが、他にもすごく期待されたけれど、華々しい世界を経験できない選手もたくさんいます。

R:それぞれいろいろな事情があるでしょうから断言はできないけれど、現役を続ける限りは常に上を目ざして努力しないとダメなんですよ。一度チームの中でトップになったらそこで満足する選手もいたんじゃないかと思います。だけど、引退するその日まで少しでもうまくなるためにトレーニングしないと、すぐ人間はダメになります。

M:ラモスさんは今でも体を鍛えていますよね。

R:昔ほどじゃないけどね。ただ、現役時代は「どこに行っても自分は司令塔でなければならない」と思って追い込んでいました。現役を続けるというのは、それだけ辛いことですよ。財前はヒザに爆弾を抱えて本当に大変だったと思いますから、お疲れ様と言ってあげたいですね。

M:そう言えば三浦知良選手は45歳で現役を続けますし、フットサルにも挑戦してさらに活動のフィールドを広げています。

R:カズの人気はスゴイね。僕も対戦相手で出たかったな。ラモスvsカズって盛り上がりそうでしょう? まぁ、それは置いておいて、この件について僕は一言言いたい!!

M:おっといきなりテンションが上がっていますが、何でしょう?

R:フットサルはサッカーとは違いますよ。だからFリーグという独自の世界がある。サッカーをやっていたからと言って、すぐにフットサルがうまくできるはずがない。なのにカズがプレーして活躍できたのなら、それは周りの選手が遠慮しすぎ!! 注目を集める機会だったのだから、そこで「フットサルってスゴイ!!」と思わせるくらいのことをやらなければダメでしょう。カズが活躍できないくらいじゃないと。そうでなかったら、これまでフットサルやってきたプレーヤーはどうするの!!

M:きっとそういう思いがフットサルの選手たちも持っていたのでしょうが、報道が多分に三浦選手に偏りすぎていたかもしれませんよ。

R:それもあるでしょうね。だけど、フットサルのプレーヤーにはぜひこれからも頑張ってほしいところです。フットサル舐めるなよってね!!