東京大学海洋研究所(現東京大学大気海洋研究所)と水産総合研究センターは、2008年から共同でウナギ産卵場調査において、大規模なウナギ研究航海をマリアナ諸島沖に展開してきた。

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 東京大学海洋研究所(現東京大学大気海洋研究所)と水産総合研究センターは、2008年から共同でウナギ産卵場調査において、大規模なウナギ研究航海をマリアナ諸島沖に展開してきた。

 その結果、2009年5月の新月に世界で初めて天然ウナギ卵31粒を西マリアナ海嶺南端部で採集することに成功した。これは、東アジア全体に広く分布するニホンウナギの産卵場の位置とタイミングを特定する決定的証拠になる。「卵を採取してから、遺伝子解析を行ってニホンウナギの遺伝子であることが判明した。また、19種類存在する天然ウナギとしても卵を採取することができたのは人類史上初」(水産総合研究センターおよび東京大学海洋研究所の広報担当者)と話す。

 古代ギリシャのアリストテレスを悩ませたと伝えられる、2000年におよぶウナギ産卵場の謎が解明された瞬間と伝えている。(編集担当:小林南々穂)



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