4月3日、山梨県の遊園地「富士急ハイランド」で、回転遊具「ティーカップ」に乗っていた15歳の少年が左手首を骨折した。カップを回す円盤の支柱に腕をとられたのが原因だという。

友人3人とともに「ティーカップ」に乗った少年は、下の支柱部分につかまった際、ナットにコートの袖口が引っ掛かり、回転が続いたために手首をひねった模様である。

機械は状況に応じて動きを変えてくれるわけではない。たとえ異物を巻き込んだときでも、予定された動作を黙々と続けるはずだ。つい先日も、ストールがエスカレーターに巻き込まれた事故について報告したところだが、さほどの日数を置くこともなく、機械に備わる危険性を再び痛感させられた。

袖が関わった事故といえば、電車の扉に上着の袖が挟まり、そのまま電車が発車したために引きずられ、ホームから転落してしまった事故があった。袖からなのかは定かではないが、調理中にガスコンロの火が着衣に燃え移ってしまった事故も報告されている。

だが言うまでもないが、危ないからといって袖をなくしてしまえるものではない。危険性が潜んでいることを認識したうえで、その芽を未然に摘む姿勢が求められる。と、小難しい顔で思案に耽っていると、袖口が味噌汁に浸かってしまっていた。記者の危険回避力はまだまだのようである。

(編集部:田中箇)

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【参照】
毎日新聞(4月4日付)