――今、ちょうど撮影真っ最中ですが、現場の雰囲気や感想は?

松坂:すごく楽しいです!特に僕はこれがデビュー作なので、本当に毎日が勉強で、新しいことの発見ですね。僕は本当に始めたばかりなので、常に困っています(笑)。

相葉:特撮モノの現場は初めてで、実際に怪獣とかロボットを目の前にして、こうやって撮影していたんだなぁというのがすごく分かったり、色々とすごく新鮮なことだらけで、とても楽しいです。

高梨:今すごく寒くて、私はすごく寒がりで結構辛いんですけど、燃料を焚くストーブみたいなものの上に網を敷いて、おもちとかを焼いて食べたりするのがとても楽しいです。

鈴木:自分もデビュー作なので右も左も分からないんですけど、その中でも共演者の方とかスタッフの方にすごく恵まれて、毎日楽しく撮影しています。千明と一緒に成長していきたいなと思っています。

森田:うちはこの中でも最年少ということもあって、ほんまのお姉ちゃんとかお兄ちゃんが出来たみたいで、すごく楽しいです。

伊吹:私は8年前まで水戸黄門の格さんを17年間させて頂きました。その時に印籠を出して平伏するまでの台詞というのは毎週同じ台詞なんですよ。『この紋所が目に入らぬか…』と言ってるわけなんですね。この度は第1話で外道衆が出て来た時に、変身したシンケンレッド・志葉丈瑠を外道衆に説明する時に『外道衆どもよ、よぉく聞け…』と言ってるんですよね。第1話の台本でこの台詞を見た時に、この日下部彦馬という役は来るべくして来た役じゃなかろうかと、ビックリもして驚きもしましたけど嬉しかったです(笑)。とにかく撮影も楽しくやってます。この5人の若者も一年間長丁場です。どうか一つ体には充分気を付けなされて、侍戦隊シンケンジャーに没頭して頂きたいと思っております。

――作品の見所、もしくは演じられるキャラクターのここを見て欲しいという所は?

松坂:実は、私服戦隊なんですよ。毎回衣装が違うということで、楽しんで頂けるんじゃないかなと思っています。

相葉:とてもシリアスなようでコメディな面もあり。特に僕の流ノ介という役はポジションで言ったら話のオチに使われやすい役なんですよ。毎回痛い目に遭わされる感じで、体当たりな芝居をしてたり、色々これからやっていく感じで。笑いあり涙あり恋愛なし?あり?(笑)。とても色々な要素が詰まっているので、幅広い層に楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。

高梨:私のやらさせて頂く白石茉子という役は、結構何でも思ったことをすぐ言うサバサバした女の子なんですけど。実はちょっとツンデレ感じな役なので、ちょっとデレっとした部分もたまに見せるので、そこも見て欲しいと思います。

鈴木:お芝居の部分が長かったりするので。すごく楽しかったり、ちょっとシリアスだったりという面があるので、ちゃんとお芝居を見て欲しいなと思います。谷千明に関して言えば、最初はすごく未熟で、殿にライバル心を燃やしながら、どんどん成長していくキャラクターなので、その成長の程を是非ご覧になって頂きたいなと思っております。

森田:うちがやらさせて頂くことはは人一倍、本当に純粋なんですよ。その純粋さを見て頂きたいのと。私は京都出身で、本当に普通の京都弁でお芝居をやっていますので、そういう所も見て欲しいと思います。

伊吹:この5人の性格は、現代の若者を象徴していると思うんですよね。喧嘩をする時もありますが、じいである私が平等に見て教育をしていくという流れを見て頂きたいなと思うんです。ただ私は水戸黄門をやった時には「格さん」、この度は劇中の中で「じい」という呼び名で呼ばれておるんですけれども、水戸黄門の時には「伊吹吾郎」という名前よりも、どこに行っても「格さんだ」というような言われ方をしまして。ようやくこの8年間で「伊吹吾郎だ」と言われる様になってきたにも関わらず、この度の役柄でまたしても「じい」と言われるのかと、それがちょっと気がかりでございます(笑)。

侍戦隊シンケンジャー - テレビ朝日