中盤に降りるチュニジア10番も完封した冨安健洋「早めに潰すのは意識していた」
[6.20 W杯F組第2節 日本 4-0 チュニジア モンテレイ]
0-0の時間が続いてもじれずに戦う--。チュニジア戦までの準備期間はそうした心がけを口にする選手が多かった日本代表だが、いざ試合が始まってみれば、アグレッシブな姿勢で相手を圧倒した。CBの一角で先発起用されたDF冨安健洋(アヤックス)は試合後、「主体的にゲーム運びをするというのは意識していた」と明かした。
堅守速攻のスタイルが想定されるチュニジアに対し、冨安によれば「カウンター対策がカギになるのは試合前からわかっていた」。もっとも、この日の日本代表は素早い帰陣によってカウンター対策の守備ブロックを組むのではなく、前向きな守備でカウンターの芽を摘み取り、未然にピンチを防ぐ“格上”の対応が際立っていた。
その中心を担ったのが「早めに潰すところは意識はしていた」という冨安だった。対面には相手のエースと言える10番のMFハンニバル・メイブリが構える中、中盤まで降りた相手も逃さない猛烈な寄せで完全に封殺。あまりの圧倒ぶりに相手はハンニバルにボールを入れられなくなり、途中から試合から消すことに成功していた。
冨安は「正直ああいうふうにあそこまでプレッシャーをかけろという指示は受けていなかった。ただただ対面の選手が彼だっただけで、落ちてプレーしたいスタイルの選手だったので、僕が行くところと、(佐野)海舟と(伊東)純也くんにケアしてもらうところは喋りながらやっていた。でもより良くできたと思う」と事もなげに振り返ったが、紛れもなく試合のキーポイントになっていた。
79分間のプレータイムでさすがの存在感を見せた冨安だったが、まだまだ自身のパフォーマンスには満足していない様子。「多少のミスはあった。でもこういうW杯という戦いは自分一人でやっているものでもないし、チーム全体でやっているのでお互いカバーしながらという意識は全員が持っている。常にポジティブに試合を通してプレーできた」とチームの姿勢には手応えを口にしつつも、「全体的にもっとコンパクトにできればよりベターだった」と改善点も見逃さなかった。
(取材・文 竹内達也)
0-0の時間が続いてもじれずに戦う--。チュニジア戦までの準備期間はそうした心がけを口にする選手が多かった日本代表だが、いざ試合が始まってみれば、アグレッシブな姿勢で相手を圧倒した。CBの一角で先発起用されたDF冨安健洋(アヤックス)は試合後、「主体的にゲーム運びをするというのは意識していた」と明かした。
堅守速攻のスタイルが想定されるチュニジアに対し、冨安によれば「カウンター対策がカギになるのは試合前からわかっていた」。もっとも、この日の日本代表は素早い帰陣によってカウンター対策の守備ブロックを組むのではなく、前向きな守備でカウンターの芽を摘み取り、未然にピンチを防ぐ“格上”の対応が際立っていた。
冨安は「正直ああいうふうにあそこまでプレッシャーをかけろという指示は受けていなかった。ただただ対面の選手が彼だっただけで、落ちてプレーしたいスタイルの選手だったので、僕が行くところと、(佐野)海舟と(伊東)純也くんにケアしてもらうところは喋りながらやっていた。でもより良くできたと思う」と事もなげに振り返ったが、紛れもなく試合のキーポイントになっていた。
79分間のプレータイムでさすがの存在感を見せた冨安だったが、まだまだ自身のパフォーマンスには満足していない様子。「多少のミスはあった。でもこういうW杯という戦いは自分一人でやっているものでもないし、チーム全体でやっているのでお互いカバーしながらという意識は全員が持っている。常にポジティブに試合を通してプレーできた」とチームの姿勢には手応えを口にしつつも、「全体的にもっとコンパクトにできればよりベターだった」と改善点も見逃さなかった。
(取材・文 竹内達也)
