「めっちゃ助かっている」 渋野日向子が信頼を寄せる勝みなみのパット
【写真】初々しい…高校時代の渋野日向子
そんな言葉とは裏腹に、この日は4バーディ・1ボギーの「67」。しっかりとスコアを伸ばし、首位と7打差のトータル5アンダー・16位タイで決勝ラウンドを迎える。2日目は各自がプレーをしてホールごとに良い方のスコアを採用するフォアボール形式。自分のプレーに集中できる一方で、先にパーを確保できれば、もう一人は思い切ってバーディパットを打っていける。そんな狙いもありながらホールを重ねていった。スタートの1番でともにボギーを喫したが、スコアを落としたのはこれが最初で最後。3番でバーディを奪うと、4番パー3では勝のファーストパットが下り傾斜を伝ってグリーンをこぼれる場面もありながら、渋野がしっかりとパーセーブ。「お互いに助け合った一日だった」と勝は振り返った。一方で「7番しかうまくできなかった」と、渋野は苦笑いを浮かべた。自身は7番パー3でバーディを奪った後、コアを伸ばせず。後半はボギーを重ねる時間帯もあった。「何もできなさすぎて悔しくて“ズン”ってなっていたところで、かっちゃんが取ってくれた。しっかり切り替えることができた」。そう振り返る表情に、パートナーへの信頼もにじむ。先週の「全米女子オープン」まではパターに苦しんでいたという勝だが、今週は長めのバーディパット、微妙な距離のパーパットを次々と沈めている。「飛距離も伸びている」とショットも好調。飛ばしては入れるプレーに、渋野も「めっちゃ助かっている」とうなずいた。あすのムービングデーは、再びフォアサム形式(1つのボールを交互に打つ)が待つ。自分のミスがパートナーに影響する難しい形式でプレッシャーもあるが、3年連続でコンビを組む2人はすでに心得ている。「気を遣う時代は終わった」と渋野が言えば勝もうなずく。相手のことを考えすぎず、それぞれが目の前の一打に集中していく。(文・齊藤啓介)
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