<虐待予備軍なの?>子どもの「ママ!ママ!」にイラつくのは普通?求められているのに母親失格…

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子どもに何度も呼ばれる日常のなかで、ふと湧き上がるイライラ。「こんなことで怒るなんておかしいのでは……」と自分を責めてしまうママもいるかもしれません。けれど、その感情は本当にいけないものなのでしょうか。

『虐待予備軍? それとも普通な感情? ご飯を作っているときや何かしているときに子どもから「ママ! ママ!」と話しかけられることにイライラしてキレるって普通なの? そんなことで怒ってる私、ヤバくない?』


育児のなかで誰もが一度は感じたことがありそうなこの疑問に、ママたちからリアルな声が寄せられました。

ママなら誰しも通る道

まず目立ったのは、「それは普通」との意見でした。日々、時計を見ながら家事や育児をこなしていくママには、心の余裕がなくなってしまうことがあるのでしょう。

『心と時間の余裕がないと、頼むから5分でいいから放っておいてと思う』


とくに家事で手が離せないときや、疲れがたまっているときほど、心のゆとりがなくなるかもしれません。

『園児の夏休みが一番しんどかった。交互にとか、同時に好き勝手話しかけられて、しんどかった。後半はイラついていた』


子どもに悪気がないとわかっていても、対応しきれない瞬間がある……それはけっして珍しいことではないようです。ママもスーパーマンではなく、ひとりの人間です。ときに混乱に陥ることもあるでしょう。

穏やかでいられるママのコツ

一方で、あまりイライラしないというママもいます。

『料理中で手は空かないけれど、話は聞ける。子どもが話してくれるうちに聞いてあげたい』


子どもが成長すると、親が聞きたいときに話してくれなくなることもあるため、「今のうちに大切にしたい」という考え方です。手元がおろそかになりそうなときもありますが、そのときの余裕や安全面を考えながら、できる範囲で向き合ってみればいいのかもしれません。

子どもの性格や環境で変わる

イライラの感じ方は、子どもの性格や家庭環境によっても変わるのかもしれません。

『うちは大人しい静かなひとりっ子だから「ママ、ママ」言われてもまだ流せる。けれどこれが声の大きい暴走特急みたいな子が3人いたらキレると思う』


また、日頃の関わり方で変化するケースもあるようです。

『園児の頃から、「今やっていることが終わったら聞くね」と伝えて約束を守るようにしたら待てるようになった』


子どもに「待つ経験」を積ませることで、お互いのストレスを減らす工夫も見られました。子どもの気質や人数、日々の関わり方によって、親の感じ方が変わるのは自然なことではないでしょうか。だからこそ一律に判断するのではなく、それぞれの家庭に合った伝え方や距離感を見つけていくことが大切なのかもしれません。

旦那の協力が余裕を左右する

さらに見逃せないのが、ママ自身の環境です。周囲の支えも重要なのでしょう。

『穏やかなタイプだけれど、フルタイムで働いていて、旦那の協力がなければ余裕がなくなって怒鳴り散らしていたと思う』


忙しさや疲れ、家庭内の協力体制によって、同じ状況でも感じ方は大きく変わります。イライラは「性格」だけでなく、「置かれている状況」にも影響されるのでしょう。

イライラと虐待、違いはどこにある?

今回のテーマで気になるのが、「イライラ=虐待なのか」という点です。この点については、冷静な意見が見られました。

『イライラするだけなら誰にでもあること』


『本当のネグレクトは、そもそも子どもを無視している状態だと思う』


つまり、感情が湧くこと自体が問題なのではなく、その後の行動が重要だということです。

『暴言や手が出るようなら問題だけれど、イライラするのは自然。そんなときもあるよね』


政府広報オンラインによると、虐待とは

『こどもを殴る・蹴るなど体に暴行を加える「身体的虐待」、わいせつな行為を行う「性的虐待」、こどもの保護を怠ったり養育を放棄したりする「ネグレクト」、言葉や態度などでこどもの心を傷つける「心理的虐待」の4タイプに分類されます』


とあります。イライラするだけなら、投稿者さんの心に余白がない状態だっただけかもしれません。

感情と行動は別物であり、その線引きを意識することが大切だといえるのでしょう。イライラしてしまう自分を責めるよりも、「なぜ余裕がないのか」と立ち止まって考えてみてもいいのかもしれません。少し距離を取る、声をかけるタイミングを決めるなど、小さな工夫で変わることもあります。完璧を目指すのではなく、親も人間だと認めながら、ムリのない関わり方を見つけていきたいものですね。

 編集・みやび イラスト・あい