アントニオ・グテレス国連事務総長(20日、東京で)=ロイター

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 【ニューヨーク=大月美佳】国連は29日、紛争地域での性暴力に関する年次報告書を公表し、強姦(ごうかん)などの人権侵害に関与した疑いのある組織のリストにイスラエル、ロシア両国の軍・治安部隊を追加した。

 これに対し、イスラエル外務省は「恥ずべき愚かな決定だ」と反発し、アントニオ・グテレス国連事務総長との関係を断絶するとしている。

 報告書によると、国連は、パレスチナ自治区ガザやヨルダン川西岸で子供10人を含む計31人男女への性暴力を確認した。被害には、収容施設内や尋問中の集団強姦などが含まれていた。ロシアについては、ウクライナでの捕虜らに対する強姦など310件を確認した。

 両国は昨年の報告書でリストに掲載される可能性があると警告を受けていた。