フライブルクは23日、ブレーメンに所属するGK長田澪(22)が加入することを発表した。

 ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、2031年までの長期契約。移籍金は約1500万ユーロ(約28億円)とみられる。フライブルクにとってはクラブ史上最高額の補強。ブレーメンもGKの売却として過去最高額になるという。

 ドイツ人の父と日本人の母を持つ長田は、川崎フロンターレのアカデミーで育ち、14歳で渡独してアレマニア・アーヘンへ加入した。その後、ブレーメンのアカデミーに移籍。リザーブチームでのプレーやフォレンダム(オランダ)への期限付き移籍を経験し、今季ブンデスリーガ開幕戦でトップチームデビューを果たした。そのままレギュラーに定着し、リーグ戦34試合中32試合に出場。また、U-15から各年代のドイツ代表に名を連ね、直近では3月にUEFA U-21欧州選手権予選を戦っている。

 フライブルクのヨッヘン・ザイアー取締役は「ミオはブンデスリーガ初シーズンで、高いレベルのプレーを印象的に示した。彼の落ち着きと集中力は周囲にも良い影響を与える」と評価。さらに「彼はGKとして必要なあらゆる要素を備えており、大きな成長の可能性を秘めている。人間的にもチームにうまく溶け込んでくれるだろう。ミオの加入によって、素晴らしいGK陣がさらに強化される」と期待を語っている。

 長田は「まるで自分にぴったりの扉が開いたような感覚です。ここで出会った人々、街、スタジアム、そしてフライブルクのサッカーのスタイル、全てがこの決断につながりました。チームとともに何かを成し遂げたいし、フライブルクでの活動を楽しみにしています」とコメントした。

 日本代表MF鈴木唯人も在籍するフライブルクは、今季ブンデスリーガで7位。来季のUEFAカンファレンスリーグ(ECL)出場権を獲得している。