「どうした?」熱海富士に異変? 197kgの巨体があっさり土俵を割る姿に「おかしかった」「この段階で棒立ち」放送席も訝る

<大相撲五月場所>◇六日目◇15日◇東京・両国国技館
【実際の映像】異変? 197kgの巨体があっさり土俵割る様子
熱戦が続く大相撲五月場所の六日目、結びに向けて館内の熱気が高まる中、関脇・熱海富士をまさかとも言える一方的な結末が襲った。
前日には藤ノ川に白星を挙げ、ここから波に乗っていきたいところだったが、この日の取組では197キロを誇る幕内屈指の巨体があっけなく後退。相手力士の出足に圧倒され、なす術もなくあっさりと土俵を割る姿に、館内からは悲鳴ともため息ともつかぬどよめきが沸き起こった。あまりにもらしからぬ引き際に、放送席の実況・解説陣も思わず困惑し、その様子を訝る一幕があった。
三月場所に新三役へと昇進し、さらなる飛躍が期待される関脇・熱海富士(伊勢ヶ濱)が、前頭四枚目・豪ノ山(武隈)に押し出しで敗れ、手痛い4敗目(2勝)を喫した一番でのこと。勝った豪ノ山は5勝1敗と好調をキープした。
立ち合い、低く鋭く当たっていったのは豪ノ山。対する熱海富士は受ける形になり、やや立ち遅れてしまう。豪ノ山が下から一気に突き起こして圧力をかけると、熱海富士は本来の力強い粘りを見せることなく、棒立ちのまま一歩も前に出られずに土俵の外へと押し出された。
熱海富士らしからぬ敗戦に、中継で実況を務めた吉田賢アナウンサーは「あたりは豪ノ山。ちょっと受ける形の熱海富士」と土俵上の攻防を伝えると、決着直後には「あー、今日はちょっと熱海富士、どうしたかという相撲です。豪ノ山のいいところしか見えませんでした」と驚きを隠せない様子で伝えた。
「膝がもう伸び切ってますね」
さらに、吉田アナは「立ち合い、ちょっと熱海富士おかしかったですね。立ち遅れて…」と指摘。解説を務めた荒磯親方(元関脇・琴勇輝)も「立ち遅れてから、もっと捕まえに行く動きがね、あってもいいんだけど、そのまんま押されちゃいましたね」と応じた。
吉田アナが「これはどう見たらいいんでしょう。熱海富士の方から見ると」と問いかけると、荒磯親方は「一つは膝がもう伸び切ってますね。当たった時からずっと棒立ちなので。そうなると下から上に押し上げていく豪ノ山の圧力は止められない」と敗因を分析。吉田アナも「もうこの段階で棒立ちですもんね」と同調すると、荒磯親方は「ここからもずっと立ってるんで。これじゃやっぱり残せないですよね」と、下半身の粘りを欠いた状態を詳しく解説した。
この衝撃的な幕切れに、ABEMAの視聴者からも「どうした?」「足が痛いとか?」「あたみんどっか悪いの」「全く前出られんな」と熱海富士の体調や状態を心配する声が相次いだほか、豪ノ山の圧倒的な攻勢に対して「200を押し切った」と驚嘆するコメントも寄せられていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
