CBC

写真拡大

本格的な夏を前に熱中症予防のトレーニング。過酷なメニューを課す狙いとは?

【写真を見る】暑さに体を慣らす「暑熱順化」 本格的な夏を前に熱中症予防のトレーニング 消防隊員と一緒に体験してみると

(桜沢信司気象予報士 午後1時過ぎ 名古屋・中区)
「日差しが強くなり、日に日に夏が近づいているのを感じます。街中を歩く人は半袖などの夏服が目立つようになってきました」

5月15日、名古屋の最高気温が26.8℃で5日連続の夏日となりました。消防によりますと、午後2時前 岐阜県瑞穂市内の中学校で2年生の男子生徒が熱中症疑いで病院に運ばれ、軽症だということです。

“過酷なメニュー”で熱中症予防

こうした中、名古屋市の消防では毎年恒例のトレーニングが…

約10キロの装備を身につけて腕立て伏せ。過酷なメニューを課すのは、熱中症予防につながるからです。

(名古屋市消防局 本部機動部隊 宇佐美優士さん)
「暑熱順化のトレーニングを日頃からすることで、現場で暑い中で活動できることにつながっていくと思う」

暑さに体を慣らす「暑熱順化」。暑さに慣れて汗が多く出るようになれば体温があがりにくくなり、過酷な真夏の火災現場でも熱中症予防に繋がります。

10キロのボンベを背負いランニング!

「汗をかく」トレーニングは他にも…

フル装備に10キロのボンベを背負ってランニング。ジョギングが習慣で体力に自信があるという桜沢気象予報士も体験させてもらいました。

(桜沢)「重い!なんだこれ」

この状態で、20メートルを10往復。

高さ15メートルの建物を階段で2往復!

さらに…

(桜沢)「つらい…重い…」

高さ15メートルの建物を階段で2往復しました。

トレーニングが終わり、防火服を脱ぐと…しっかりと汗をかいていました。

(桜沢)「滝のように汗をかきました。暑熱順化できてますかね?」
(消防隊員)「急すぎたかもしれませんね」

「帰り道に一駅分歩く」日常生活でもトレーニングを

訓練を終えた隊員は、涼しそうな顔に見えましたが…

(消防隊員)
Q.汗かきましたか?
「かきました。じんわり」
「中は汗だくです。顔に出ないだけ」

暑熱順化は帰り道に一駅分歩くなど、生活の中でも取り入れることができ、消防は一般の人も暑さに慣れて欲しいと呼びかけていました。