横浜市営バス(資料写真)

 横浜市営バスの運賃を現在の大人220円から240円に引き上げる方針を巡り、市は13日、運賃改定により見込まれる年間約11億円の増収を織り込んでもバス事業の収支は依然厳しく、抜本的な改善は見込めないことを明かした。

 市は同日、市会第2回定例会に提出する議案を発表した。

 市交通局によると、条例改正案での大人の上限運賃は270円だが、利用者負担に配慮し実施運賃は240円とする。小児は上限140円で現金120円となるが、子育て世代の負担軽減策としてICカード利用の場合は100円に値下げし、通学定期券代は据え置く。

 条例可決後も国土交通相に認可申請する手続きなどが必要で、実際の料金改定は2027年1月ごろを見込むが、変更の可能性もあるという。