鹿児島読売テレビ

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 畳の上での熱い戦いです。12日、鹿児島市で高校生の競技かるた大会が開かれました。一瞬にかける高校生のまなざし。高校生の白熱の戦いを取材しました。

 鹿児島市で12日に開かれたのは、県高校小倉百人一首かるた選手権です。団体戦には初出場の鹿屋高校や鹿屋女子高校を含む、これまでで最も多い県内9つの高校が参加しました。

 「競技かるた」は読み上げる上の句を聞き、下の句が書かれた札を相手よりも早く取る競技。使う札は百人一首の100枚ある札のうち50枚です。互いに25枚ずつ自分と相手それぞれの陣地に札を並べ、自分の陣地の札を早くなくしたほうが勝ちとなります。

 1チーム5人で行う団体戦には今大会41連覇中の鶴丸高校や、去年準優勝の加治木高校が参加する中、躍進を見せる高校がありました。初出場の鹿屋女子高校です。4チームで争う予選リーグを3戦すべて勝利し、初出場ながら決勝トーナメント進出を決めました。

(鹿屋女子高校・尾迫 蒼空さん)
「1人1人の努力が報われて、決勝トーナメントに上がることができてすごくうれしい」

部員全員が競技歴約1年。準決勝の相手は去年この大会で準優勝の加治木高校です。強豪校相手に粘りの戦いを見せますが、1歩及ばず、4対1で敗れました。しかし、その後の3位決定戦では、国分高校に勝利し、初出場ながら見事3位入賞を果たしました。

(鹿屋女子高校・尾迫 蒼空さん)
「嬉しいです。団体でも3位という結果で嬉しい。楽しかったです。いい引退試合になりました」

 決勝は大会41連覇中の鶴丸高校と、大会初優勝を目指す加治木高校の戦いです。

(鶴丸高校・小田 彩愛さん)
「全国大会まで行けるよう、精一杯仲間を信じて優勝できるよう頑張りたい」

(加治木高校・寺原 史恵さん)
「鶴丸が絶対王者と言われているので、連覇を食い止められるように頑張りたい」

 静寂の中始まった決勝戦。鶴丸高校がリードする展開で試合は進みますが、加治木高校も意地を見せ鶴丸高校を相手に食らいつきます。そして2対2で迎えた終盤戦、加治木高校が最後の勝負を制し、今大会初の優勝を決めました。

(加治木高校・寺原 史恵さん)
「言葉に言い表せられないぐらいうれしい。全国大会は想像がつかないが、自分たちの実力が発揮できるように頑張りたい」

 優勝した加治木高校は、今年7月に滋賀県で開かれる全国大会に出場します。