イオン、5年間で売上高4割増の中期経営計画…PBテコに価格競争力強化
イオンは11日、2030年度までの5年間の中期経営計画を発表し、売上高にあたる営業収益を25年度比4割増の15兆円に伸ばす目標を掲げた。
物価高が長引く中、割安なプライベートブランド(PB)をテコに価格競争力を高め、収益拡大を図る。
イオンはPB「トップバリュ」が好調で、25年度のトップバリュの売上高は前年度比1割増の約1兆2000億円だった。30年度には2兆円にまで伸ばす計画だ。調達ルートの工夫や包装材の削減、輸送効率の向上などで低価格を維持しながら利幅を確保する。
グループ全体の営業利益は30年度に25年度の約2倍の5300億円を目指す。
11日に東京都内で開いた説明会で、吉田昭夫社長は「営業収益15兆円は国内小売りでトップシェア(占有率)と想定している。ディスカウントストアに顧客が流れ始めている中、PBを強化し、イオンに絶えず来てくれるお客様を作っていく」と述べた。
