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この時期だけの旬の味“しらす”を求めて、多くの人が訪れている石川県白山市の美川漁港。わずか2か月だけの漁が本格化しています。

11日、美川漁港で行われていたのは…

日本海側唯一のしらすの水揚げです。

例年のこの時期、わずか2か月間だけ行われる美川漁港のしらす漁。

その場で釜茹でされる、ふっくらつやつやの「釜揚げしらす」は、この季節の美川の名物です。

平本 駿介 記者:
「こちら、今、釜揚げされたしらすをいただきました。食べてみたいと思います。いただきます。身はふわふわしていて、噛めば噛むほどうまみが出てきて、とてもおいしいです」

買い求めに来た人:
「今、通りかかったら開いているのが見えたので、慌ててUターンしてきたんですよ。もう、あったら絶対買いたいと思ってたので、きょうは買えてラッキーでした」

かつては各地の港で見られたしらすの水揚げ。

約2か月という漁期の短さから大きな稼ぎにはつながらず、現在では日本海側でしらす漁が行われているのは、この美川漁港のみとなりました。

以前は年間1.5トンから2トン程あった漁獲量は、海水温の上昇などが原因で年々減少。

去年の水揚げは、これまでで最も少ない0.8トンでした。

この日は、今シーズン5回目の漁。

天候にも恵まれ、ことし一番の水揚げとなりました。

去年は不漁で行えなかったという天日干しの光景も帰ってきました。

漁港の人は:
Q. どうです。2年ぶりの天日干しは?
「うれしいですよ。釜揚げもものすごく売れるけど、天日干しも全く同じで、(買いたい)お客さんが本当にたくさんおる」

しかし、燃料費の高騰など、厳しい環境での漁が続いています。

石川県漁業協同組合美川支所・米光 勲 運営委員長:
「今これやれる間は一生懸命、頑張って続けるだけ続けていこうと思うけど、なかなかきついのは間違いないです。ことしだけでも少したくさん取りたいね」

今シーズンのしらす漁は、5月中旬まで続きます。