北朝鮮軍、ロシア戦勝記念日の軍事パレードに初参加…「両国の戦略的同盟関係を意味」
北朝鮮軍部隊がロシアの第2次世界大戦勝利を記念する戦勝記念日の軍事パレードに初めて参加したことが確認された。
ロシア国営タス通信は9日、SNSに北朝鮮軍部隊のパレード動画を上げた。
動画には銃を持ち制服を着た北朝鮮軍が列を作って行進する姿が写っていた。列の先頭には北朝鮮国旗とロシアの戦勝記念日を記念するメッセージが書かれた旗を掲げた旗手が立った。
北朝鮮軍が「赤の広場」に姿を表わすと、北朝鮮のシン・ホンチョル駐ロシア大使ら北朝鮮関係者は観覧席から拍手で彼らを歓迎した。
ロシアの戦勝記念日軍事パレードで北朝鮮軍が行進したのは初めてだとタス通信はSNSを通じて伝えた。
外信も北朝鮮軍の行進を大きく取り上げた。
ロイターとAP通信は赤の広場で行進した北朝鮮軍がロシアのクルスク地域でロシア軍とともに参戦した部隊の所属だと報道した。その上で、今回の軍事パレードはウクライナとの戦争に兵力を支援した「北朝鮮に対する礼遇」の意味が込められたと分析した。
クルスクはウクライナと国境を接するロシア西南部地域で、2024年8月にウクライナ軍により一部が占領された。
ロシアがクルスクを再奪還するのに北朝鮮軍が決定的寄与をし、ロシアは昨年4月26日にクルスク領土回復を公式宣言した。
ロシアのプーチン大統領は昨年末にクルスクでの戦闘に参加した北朝鮮軍指揮部に勲章を授与したという。
ロシア下院のスルツキー国際問題委員長はタス通信に「北朝鮮軍の軍事パレードは両国の戦略的パートナー・同盟関係を意味する」と説明した。
続けて「北朝鮮の軍人はロシアのクルスク地域を解放するためロシアの軍人らとともに勇敢で献身的に戦った。これが真の戦友愛」と強調した。
米国の北朝鮮専門メディアNKニュースによると、今年初め基準でロシアに駐留しウクライナ戦争に参加している北朝鮮軍は9500人水準だ。北朝鮮は2024年6月にロシアと「包括的戦略的パートナー関係条約」を締結し、同年10月からロシアに派兵している。
北朝鮮は昨年のロシアの戦勝記念日に朝鮮人民軍のキム・ヨンボク副総参謀長ら北朝鮮軍代表団5人を派遣しているが、軍部隊が行進に参加することはなかった。
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は9日、プーチン大統領にロシア戦勝記念日に合わせて祝電を送り、両国の同盟関係を強調した。
