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大人気の絵本『スイミー』(レオ・レオニ作、谷川俊太郎訳)の出版元である好学社は5月8日、同作の絵や文章を模倣し、特定の政党の宣伝目的とみられる投稿がSNS上でおこなわれていたとして、公式サイトやSNSで抗議声明を公表した。

●「スイミー」は参政党党首の顔?

声明によると、問題となったのは、『スイミー』の絵および文章を模倣した政党の宣伝と思われる投稿。同社は「版元である当社及び著作権者・翻訳権者は、いずれもこれらの利用について一切許諾を行っておりません」と説明した。

さらに、「当該投稿は既に削除されているようですが、かかる模倣行為は著者及び翻訳者の権利を侵害する不正利用」であるとして、「当社は版元として厳重に抗議するとともに、厳正に対処してまいります」としている。

『スイミー』は、オランダ生まれの絵本作家レオ・レオニ による作品で、日本では谷川俊太郎さんの翻訳でも広く知られている。小学校の国語教科書にも掲載されるなど、長年親しまれてきた作品として知られる。

すでに削除されているが、SNSで拡散している画像では、『スイミー』の文章とともに、小さな魚が集まり、大きな魚となっている様子が描かれている。また、「目」にあたる部分には、参政党神谷宗幣党首の顔写真が配置されている。