7日午前、名古屋市南区内に現れたニホンカモシカ(名古屋市教育委員会提供)

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 名古屋市教育委員会は7日、国の特別天然記念物「ニホンカモシカ」を捕獲したと発表した。

 市内では4月22日から5月7日にかけて、相次いで目撃されていた。

 市教委によると、同市名東区などで目撃情報があり、4月26日に昭和区で警察官らが確認したが、捕獲できていなかった。

 同じ個体とみられるカモシカが7日午前10時半頃、南区内の名鉄名古屋本線で電車と接触したと県警から連絡があった。

 市教委の担当者が現場に駆けつけると、カモシカは近くの公園に移動。午後1時15分頃から捕獲作業を始め、麻酔銃を使って約30分後に捕獲した。東山動植物園へ移送したが、午後2時40分頃に死んだ。死因は電車と接触したことによる骨盤骨折と肺挫傷だった。

 名古屋市では昨年6月にもカモシカが捕獲され、同園で一時保護されている。