平畠啓史チョイス“至極の11人”|室屋成と佐藤恵允の右サイドは魅力的。木村太哉のサッカーに対する姿勢は岡山そのものだ【J1月間ベストイレブン4月】
中盤の右にはFC東京の佐藤恵允。ただ単に速いというだけでなく、スピードに迫力がある。走るというと、辛いとか疲れるという印象を持ちがちだが、佐藤の走る姿にネガティブな印象を持つことがない。
能動的であり躍動感がある。守備でもその走力を活かし、切り替えの速さからカウンターを発動させる。室屋と佐藤の右サイドは本当に魅力的だ。
左サイドは3試合連続ゴールの岡山の木村太哉。泥臭く勇気を持ってゴール前に飛び込んでいく姿には勇気をもらえる。
そんな木村太のサッカーに対する姿勢こそ、岡山そのものでもある。木村太よりも速い選手や上手い選手はいるが、格好悪くても何とか少しでも前に進もうとするプレーは見る者の心を震わせる。チームが勝利できなかった試合での3試合連続ゴールだからこそ価値があるとも言える。
FWは名古屋の木村勇大とFC東京のマルセロ・ヒアン。木村勇も3試合連続ゴール。現在はシャドーのポジションでプレーする木村勇だが、12節・清水戦のヘディングシュートのように、迫力を持ってゴール前に入っていく動きはまさにFW。プレーの幅も広く、木村勇の存在が名古屋の攻撃の引き出しを多くしている。
そして、マルセロ・ヒアンも3得点。スピードに乗ってゴールに向かうプレーだけでなく、12節・水戸戦の1点目ではゴールの香りがまだ漂っていないようなところから無慈悲にゴールを決めてしまうことも。
EASTの最終節は鹿島対FC東京。マルセロ・ヒアンを含め、FC東京の攻撃陣と鹿島の守備陣の対峙は楽しみすぎる。
4月のMVPはFC東京の佐藤。攻守に躍動し4ゴールは充実のパフォーマンス。好調FC東京で文字通りの原動力となっている。
取材・文●平畠啓史
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