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脳出血のため意識不明のまま入院している八郎潟町の畠山菊夫町長について、町議会は不信任決議案を提出することを決めました。

畠山町長の妻から「町長を辞するのが最善」との要請書が提出されたことを受けたもので、可決されれば7月上旬までの間に町長選挙が行われる見通しです。

八郎潟町の畠山菊夫町長は今年2月、公務中に体調不良を訴えて病院に運ばれ、脳出血と診断されました。

いまも意識不明の状態が続いていて、3か月近くにわたって副町長が職務を代理しています。

その畠山町長の妻から町議会の議長宛に要請書が届き、28日の臨時議会で公表されました。

小野良幸副町長 代読
「本人も懸命に闘病生活を続け少しずつ回復の兆しが見えてきてはおりますが、仮に回復しても町長の重責を全うするための万全の健康状態を維持することはかなり困難であろうこと、そして何よりもこれ以上町政運営にご迷惑をおかけすることは…決して本人の本意ではないはずであると考え、家族・妻としましては畠山は町長の職を辞すのが最善であると判断いたしております」

町長自らが辞職の意思を示すことができない以上、町は、議会が不信任決議案を提出することが妥当であるとの見解を示します。

これについて議員からは「断腸の思いではあるものの、町政の停滞は看過できない速やかに決定すべきだ」「法令の観点からも不信任決議を出すほか方法はない」などの意見が出されました。

議長
「畠山町長に対し今後不信任決議を提出することに賛成諸君の起立を求めます」
「全員であります」

町議会は来月8日に臨時議会を開催し、不信任決議案を審議することを決めました。

市町村長が自らの意思を示すことができない状況で審議される、全国的にもまれなケースだという不信任決議案。

そのまま可決されれば、7月上旬までの間に町長選挙が行われる見通しです。

※4月28日のABS news every.でお伝えします