「庶民の憩い場がなくなる」サイゼリヤの相次ぐ閉店で嘆き声、家賃2倍に原材料費高騰の影響か
低価格で幅広い層に人気のイタリアンチェーン『サイゼリヤ』。恵比寿東口店が今年5月11日をもって閉店することが明らかになった。その理由に、ネット上では嘆きの声が続出している。
【写真】「サイゼに喧嘩売ってる」販売休止直後に発売された松屋の“ディアボラ風”
『サイゼリア』家賃の2倍近くまで値上げ?
webマガジン『恵比寿新聞』によると、サイゼリヤ恵比寿東口店の閉店は家賃値上げ交渉による撤退のようだ。サイゼリヤが入っているのは、恵比寿駅前のデザイナーズマンション『クイズ恵比寿』の3階。現状家賃の2倍近くまで値上げという話もあったのではないかと言われている。
SNSでは、サイゼリヤ恵比寿東口店が「家賃が払えなくなったから閉店する」という情報がすぐさま拡散。さらに、新中野店も5月25日に閉店することが判明したほか、イトーヨーカドー八王子店も4月13日で閉店していたことが明らかになった。
サイゼリヤは、日本国内に1053店舗(2025年8月期)を構える人気チェーンであり、ファミレスの国内店舗数ではガストに次ぐ第2位。また、中国やシンガポールなどアジアを中心に、海外にも629店舗(同)を展開している。
「業績は国内外ともに好調のようです。4月に発表された2026年8月期中間期でも、売上・利益ともに大きく伸び、増収増益となりました。サイゼリヤといえば、低価格帯での商品提供に何よりもこだわっています。
看板メニュー“ミラノ風ドリア”は1999年に480円から290円に値下げしてから今もなお税込300円で、グラスワインは税込100円。低価格帯を維持し続けていますが、どこかで調整しないと原材料費や家賃の高騰分を吸収しきれません。そのため、不採算店舗は積極的に整理していく方針が窺えます」(地方紙記者)
「庶民の憩いの場がなくなる」
今回の閉店報道に、ネット上では
《確かに都心は家賃高いしな。家賃値上げとなると吸収しきれないんだろう》
《切ねえな…。サイゼリヤのスタンス維持するには郊外店舗にするしかないのかな…》
《サイゼの閉店とか死活問題すぎる。地価高騰のせいで庶民の憩いの場がなくなるのは本当に勘弁》
《サイゼリヤのようなメジャーフランチャイズが撤退するなら、他に誰が入居できるのだろう?》
と悲観する声が多くあがっている。
「また3月24日には、人気メニューの一時休止が発表されています。休止となったのは“若鶏のディアボラ風”と“柔らかチキンのチーズ焼き”で、いずれも鶏肉原料の供給不足が理由とのこと。公式ホームページでは“早期の販売再開に向け、原材料の安定調達に努めております”と説明されていましたが、SNSでは“ショックすぎる”という声が続出しました」(前出・地方紙記者)
さまざまな世界情勢によって、閉店やメニューの休止を余儀なくされているが、《応援しています》や《無理せず頑張ってほしい!》という激励の声も多く聞かれる。値上げの波に負けず、庶民の味方としてどうにか踏ん張ってほしいものだ。
