81分のシーンについて言及した金子。写真:鈴木颯太朗

写真拡大

「自分の感覚ではPKだと思いました」

 浦和レッズの金子拓郎がそう証言したのは、東京ヴェルディ戦(4月12日)の“疑惑のシーン”について。1−1で迎えた81分、金子がペナルティエリア内で吉田泰授に倒されたようにも見えたが、結果はノーファウルだった。

「ずっと掴まれているのは分かっていてファウルかなと思いましたが、そういうレフェリーの判定だったので」

 倒された直後、金子が右手でピッチを叩くアクションからも悔しさは分かり、スタジアムはブーイングの嵐に包まれた。
 
 それでも試合後の金子は冷静だった。

「終わってから言うことではないので、仕方ないですね」

 プロとして現実を受け止める。文句を口にせず判定を受け止めた金子のスタンスが印象的だった。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

【記事】「今だったらもっと化け物に」──森保ジャパンでも共存可能? 中田英寿という“終わらない夢”